第44期文演アンケート(1)ロースクール生編 | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2007-06-17

『文演』情報

第44期文演アンケート(1)ロースクール生編

 きのう、第44期文章演習講座全8回が無事終了しました。

 最終日は1人欠席のため、全員で17人でした。
 

 現在、最終回アンケートは12人分集っています。

 まずは、ペン字で記入したロースクール生、女性男性2人の声を紹介します。あとは、全員のアンケートが揃ったときに掲載します。

 この2人のアンケートは、4つの質問に対する回答のすべてを紹介します。

 Q.1どんな目的で受講しましたか?
 A.1 ・読みやすい文章が書けるように。・論理的思考力がつくように(司法試験の論文のためでもあります)。・文章力に自信がなかったため。・文章の読み方や書き方についての講座はこれまで受講したことがなかったので興味があった。

   A.2 ・文章についての基本を学ぶ目的で受講しました。・特に、わかりやすい文章とは何か、文章を書く上で重要なことは何か、ということを学びたいと考えていました。・文章の構造を知る、考えることで難解な文章を正確に読み取ることができる、少なくとも、そうすることが可能となるヒントの獲得です。
 

 Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?
 A.1 ・今まで気にしなかった細部にまで注意がいくようになった。・他人の文章のみならず、自分の文章を批判的に見られるようになった。・実際に文章を書く際に、「これでいいのか?」「自分の意図はこれで伝わるのか?」を考えられるようになった。

 A.2 ・日本語は難解だと思っていたのですが、そう考えていたのは正しかったようです。・文章を正確に読むことも書くことも難しいと、改めて実感しています。人に文書、メールを送信するときも必ず何度も確認し、相手に自分の意図が伝わるかどうかを考えるようになりました。・法律文書、法律関係書籍のみならず、文芸作品、新聞、雑誌と幅広く読まなければならないと意識するようになりました。
  

 Q.3宿題の「要約」については、いかがでした?
 A.1-1「授業前」 難しかったです。文章と文章、段落と段落のつながりを正確に把握することができず、筆者の言いたいことをつかむことができませんでした。4.5日間に渡って検討を重ね、書き直しましたが、最終的なものはつかめずじまいでした。それでも、1つの文章について、あそこまで真剣に考えたことはなかったので勉強になりました。 
  A.1-2「授業後」 今日の授業を通して「文章の書き方」がわかった気がします。もやもやしていたものがスッキリしました。

    A.2-1「授業前」 難しかった。自分では良い作品・要約を作ったつもりだったが、提出後、ああすればよかった、こうすればよかった、と後悔がはじまった。試行錯誤の上の要約なので、かえって自分の欠点、修正点が明確にみえてくるのではないか、と思う。
  A.2-2「授業後」自分の要約が「作品」にすらならないことを実感した。要約の文章を書くために、内容を十分に理解しなければならないことがよくわかった。これからは、文章をよく読むこと、内容を正確に取ること、自分の言葉にできるようにすること、それらが相手に伝わるようにを意識していきたい。世の中、頭の良い人はごまんといること、また自分の能力、特に文章内容を正確に把握する能力が低いことがわかった。

 

 Q.4全体的な感想をお聞かせください。
 A.1文章にはその人の人柄や能力が顕著にあらわれる以上、恥ずかしい文章を書くわけにはいきません。文演では、一生使える文章の力の勉強ができたと思います。そして、たくさんのことを教わった今、これまでにも増して、文章を書くこと自体に魅力を感じています。
 文演で教わったことは、まだ実践するには至っていませんが、試行錯誤を重ね、早く自分のものにしたいと思います。また、普段、自宅と学校の往復に追われ、決まった相手としか話をしない生活をしている私にとって、年齢も立場もまちまちの方々と週一度お話するのはとても貴重なものでした。
 このように、文演は、私にとってとても有意義なものでした。受講してよかったと思っています。ありがとうございました。頑張ります

  A.2 毎回毎回、時間が短かった気がします。気がつくと8時半だったり、終わりだったり……。その割には帰りはいつも疲れていて、密度の濃い時間を過ごしていたんだな、と思います。
 また、違う分野の人たちが一生懸命努力されている姿を見て、若い人たち(高校生、大学生)が時間を惜しんでこの講座に通うのを見て、自分も見習わなければならないと思いました。
 この講座を通じて、文章の読み方、書き方だけではなく、努力をすることの重要性を再確認し、知的好奇心や向上心を常に持ち続けることの大切さを実感しました。
 

 最後の最後まで盛り上がった第44期生でした。

 先週の第7回目には、こんな驚きがありました。こちらの理解が不十分なため説明の手を抜いたところを、そこだけを狙いすましたように質問してきた大学生の読解力と、その辺をしっかり調べてきていて、こちらが「よくわかりません」というと、ちゃんと解説してくれたロースクール生がいたことです。どちらにも、敬服しました
 

 第45期は、9月29日(土)からです。

 「こんなことを勉強するんですよ」という〈目次〉が提示されていないため、その場で懸命に考えねばなりません。そのために、よく記憶に残ります。授業中考えた分だけ、自分自身のこととして応用が利くようになります。受けた人だけ得しています。

 第45期の残席は8です。ぜひ   

 

  

           ※クリエイト速読スクールHP

 ※第44期文演からは、藤原めぐみさん清水公一さんと、2人の司法試験合格者を輩出しています。

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