2007-05-16
知的ソフト
13日日曜、104回目を受講したAさんとレッスン終了後、話す機会がありました。
彼の現在の読字数は、
101回 『秘密』9,100字/分、理解度A(よくわかる)
102回 『下流志向』15,000字/分、理解度A-(わかるが急いで読んでいる)
103回 『戦略「脳」を鍛える』9,600字/分、理解度A
104回 『老荘思想』14,800字/分、理解度A
です。体験レッスン時の読書速度が947字/分ですから、素晴らしいものです。
Aさんは、ずいぶん前に文演を受けています。
文演を受け終えてから、さらに拍車をかけて速読に通いだした感があります。
「本を正確に読む方法を学んだから、速く目を通していっても不安がなくなったため、もっと量をこなせるようにと継続している」とのことでした。
今年、新卒で就職して忙しい中、100回を越えたいまも、4月5月で3回も通っています。
お互い忙しい身なので、速読と関係ない事柄をちょっとだけ話しました。
Aさんは、大学4年生のとき、就活のためよくスーツを着て教室に通っていました。
「お蔭さまで決まりました」といって、就職先を聞いたときは、よく知っている企業名でした。
Aさんは、現在4か月間の研修期間中です。
研修は、どんな感じですかとたずねると、
「企業というものがこんなに知的ソフトというものに敏感だとは思いませんでした。職場での仕事は、企業全体のアイデア。職場のものの持ち出しはハードソフト問わず上司の許可が必要。どこも一緒みたいですが……」
というような話をしていました。
大きな会社になるほど、勝手なことをさせないという意志が徹底しているなあと感心しました。
機密保持は、顧客保護ばかりでなく、組織で働く全従業員のために当然のことなんでしょうね。
Aさんの5年後が楽しみです(簡単に辞めちゃだめですよ
)。
真
