2017-04-16
「あ、これ信じちゃいけない人だ」って思った
SEG春期講習D3ターム(3/20(月)~3/25(土)※3/23(木)休)アンケートからです。
新高1男子のI君です。
本人意思での受講です。
初日いちばん早く教室に現れ、最終日いちばん遅くまでアンケートを書いていた男子です。
■初日:目が動かなかった。先生の「信じてください」が「あ、これ信じちゃいけない人だ」って思ったけど、同時に「まあ、宗教でもなんでも自分が楽しきゃええかな」って思って信じた。2日目:目は動くようになってきた。そのかわり頭に入らなくなった。見えるんだけど見えない。すごく変な感じ。自分が初めて味わう感覚だった。2日目にもなると洗脳されてきたのか先生が言ったことをただ全力でこなすマシンになっていた。3日目:頭がまわらなくて本当に悔しかった。はっきりと成長の壁を感じた。悔しいついでに死ぬほどがんばった。4日目:昨日とそんなに変わらないのに、本が好きになった。今までも好きだったけれど、好きなジャンルはノンフィクション。自分の知識が増えるのが目に見えるのが好きだった。でも理由はわからないけど、その日突然小説も好きになった。5日目:すごく頭がまわるようになった。糸が切れたみたいだった。今までいかに集中していなかったのかが、よく分かった。先生が水が器からこぼれると言っていたことが分かった。とりあえずわりきって全力で楽しむのが良いと思う。自分よりできるやつはいくらでもいて、それでも自分は一番になりたかったとしても、いざとなったらそんなことは全ておいといて、全力で今を楽しむ。うまく言葉で言い表せないけど、そんなことを感じた。
「I君の最終5回目の主なスコア」たてサッケイド53 数字ランダム49・55・89・88 漢数字一行三→1,710、一→1,040、九→360 たて一行96・68 ロジカルテストCタイプ8/13・10/10 スピードボード5×515/18・16/18イメージ記憶17/40(1分)28/40(1分)倍速読書4,900字/分・理解度A―K校 新高2男子―
以下は、I君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 1,385字A- 「頭を使ったがまだまだ追いこめていない感覚。数字ランダムシートが自分には一番できていないと感じた」(数字ランダム12・24・24 スピードチェック28・25・26・31)
2. 3,000字A- 「昨日・1分前の自分を超えたい。漢数字一行は、なんとなく見えている感覚なのですがこれは正しいのでしょうか。きちんと伸びる方法として。本面白」(スピードチェック31・31ロジカルA20/20(3分)・18/18(3分)イメージボード○◎△△)
3. 3,500字A- 「気持ちだけが前に進む。焦ってスピードが落ちたり…。無理してやるのが良いかも。あと意外と雑? に読んでも分かる」(スピードチェック34・34 ロジカルA24/24(3分)・26/26(3分)イメージボード◎●◎●)
4. 3,500字A+「本めっちゃおもしろい」(スピードチェック36・28 ロジカルB21/23(3分)・22/22(3分)イメージボード◎◎◎◎ イメージ読み105個(2分))
5. 4,900字A 「イメージ記憶全部見るの難しい。ロジカルがんばる。今日なんかきた」(スピードチェック英単25・36 イメージボード◎◎◎◎)
受講前の速読への印象は、「物事を速く理解するための遊び」。
受講目的は、「物事を理解したり、新しい知識を得ることをさらに楽しくする目的」。
効果的トレーニングはロジカルなんとか。←「悔し」さが滲み出ていてgood!です。
理由は、「ロジカル:自分が一番できていなかったから」。
前後の文脈がなく、いきなり「信じてください」を出されるとちょっとウッときます。でも、こちらも勝手にアンケートのなかから一部をタイトルとして抜き出したりしていますからお互い様というものです。
I君は、初日、いちばんに教室に入ってきました。当然中央最前列(2列目なんですが)に5日間座っていましたから目の前でした。でも、彼と何か言葉を交わしたという記憶がありません。
記録カードのコメント欄というのは便利なもので、彼がどのような気持ちで取り組んでいるかがある程度伝わってきます。伝わってくれば、こちらも精一杯応援できるというものです。
5日間で面白かった作品は、2日目・4日目・5日目。理由は、「2日目の本は、自分が吸いこまれていって自分も昏睡になるんじゃないかと思った。残りの2つは、自分とは違う人生を生きているみたいで楽しかった」。「理由はわからないけど、その日突然小説も好きになった」のは、「自分とは違う人生を生きているみたい」な体験ができたからかもです
I君にはクリエイト速読スクールを勧めます。
もちろん大学に入ってからでも
読書能力&学習能力アップに効果的トレーニングとわかったはずですから、若いうちに本格的に受けないという判断はないと思います。
中高生が忙しいのは知っていますが、残業残業で平日は通えず土日になんとかヒトコマ受ける成人に比べれば時間のやり繰りがまだできる時期です。
真
※クリエイト速読スクールHP
