質実剛健な内容 | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2015-11-08

教室から

質実剛健な内容

 先月末、『脳のワーキングメモリを鍛える 速読ジム』の見本が出版社から届けられました。

 体験記を執筆していただいた田上さん梅木さんに見本を渡しながら、新刊本の感想文をお願いしました。


 2人から『速読ジム』感想文メールが届きました。

 まず、田上さんから(その前に、ちょっと田上さんについて

 田上さんは、ユーキャンの「速読講座」全55回修了者です。2014年1月、都内スーパーレジ後方にあるカウンターにユーキャンの通信教育カタログが置かれていました(ほぼどこのスーパーにも10冊ぐらい積まれています)。その「本」のなかに田上さんが速読修了者としてインタビューされているのを発見しました。

 すでに教室で36回受けているころでした。良きことを内緒にしているなんてヒトガワルイゾと、事務室前でカタログをバッと差し出すと、「あっ、見つかっちゃいました~」とイタズラを見つけられた感じで笑っていました。

 それから、文演を受講し、体験記まで書いていただき、11月7日(土)で受講98回まで積み上げています。

Sent: Thursday, November 05, 2015 10:17 PM
To: クリエイト速読スクール
Subject: Re

本の感想をお送りいたします。

この本は、割って、使い倒す本ですね。
いつものトレーニングで使用する紙のサイズよりは小さいけれど、
時間の設定やスピードボードの4×4など、負荷がきちんとかかる印象です。

イメージ読みの記入票が教室よりもサポートされていたのも、新しくて面白かったです。
また、いつもの記録カードだけでなく、
最初と10回完了後でレーダーチャートで振り
返れるようになっているのも
いい目安になりそうです。


私のパートに関しては確認致しました。
色々とあ
りがとうございました。
夫に見せたところ、「プロフィールがその通り」と申しておりました。

瀧本さんの序文しかり、
体験記が二つ「こんなに楽して痩せました~」的な内容にな
らないのが
クリエイトの面白いところです。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

  ちなみに、田上さんのプロフィールは、「40代の兼業主婦。小学校へ行くのにランドセルを忘れるようなウッカリを、この年になってもたまにやってます」でした。


 次は、梅木さんです。

 梅木さんは、9月20日(日)、たまたま教室にあらわれました。

 この日にレッスンに来なかったら、時間的に今回の「体験記」はなかったと思われます。

 彼の体験記を読んで、どれだけのひとたちが強い刺激(衝撃)を受けてくれるでしょうか。

 2009年の春まで体調不良で大学受験さえできなかったひとが、3年後の春26歳で大学入学。一般のひとはゼロ地点からのスタートとすると、梅木さんの場合は地中深くからの奮闘でした。

 それが、いまでは「情報処理能力では~誰かに負けるとは考えられないぐらい自信がある」(『速読ジム』p184)といえるまでに。

 いまとなっては、出るべくして出た体験記といえます。

Sent: Saturday, November 07, 2015 1:15 AM
To: クリエイト
Subject:梅木です。「速読ジム」の感想を送ります

松田さん、スタッフの皆さま  

こんにちは。梅木です。

書店で自分の体験記が載っている本を見るのは、見本で読むのとはまた違った感慨がありました。「速読ジム」の感想を送ります。

----以下感想------

先日見本を頂いていてもう内容を読んでいるのに、店頭で見かけて思わず手に取りました。店頭で「見かけて」というのはうそですね。わざわざ書店に出向きました。それにしても自分の書いた文章が本に載って、それを書店で目にするというのは、なかなか不思議な感じがします。本に少し書いたとおり、高卒後の苦しんでいたとき、多くの人が私の人生は「終わった」と思っていたはずです。まさか自分の書いたものが活字になる日が来ようとは思いもよりませんでした。この機会を下さりありがとうございました。

さてさて本の感想。

浮ついた感じのない質実剛健な内容でとても好感が持てました。まさに私がクリエイトに通っている理由と本のテーマがぴったりと一致していて、体験記を書くのに自分以外に適している人がいるだろうかと思うぐらいです。体験記を書いた甲斐がありました。

タイトルで「速読」と謳っているのに類書のような目を動かす運動がまったく出てこないは異色ですね。「速読」と聞くと視野の拡大ありきだと思って、この本を手に取ると面食らうのではないかと思います。しかしその分、頭を鍛えることの意味が浮かび上がっていて、まさにクリエイトという感じがしました。この本をきっかけに読書速度の向上には情報処理能力の改善が効果的だというのが、世の中に浸透するといいなと思ったりもします。

中身の話に入っていくと、レベルチェック表と体験者の一口コメントが載せられているのがいいと思います。これまでブログでトレーニングの数字が紹介されはすれども、それが客観的に評価する指標がなかったので、何となく「すごいなぁ」と思うほかなかったのですが、レベル感を示されることで自分の実力を捉えやすくなったと思います。このあたり、本でトレーニングされる方よりも、教室に通われる方にとって役立つ指標になると思いました。新規ユーザー向けの本かと思いきや、すでに教室に通われている方の方がこの表の価値を感じると思います。

本で訓練する方にとっても、レベルチェック表を示されることで本と教室の連続性がイメージできてよいのではないかと思います。本での訓練を終えて、まだまだ先に「Sランク」が存在すると知ってしまったら、本だけで終えてしまうのは難しいような気がします。特に、SEGの速読講習に参加する負けん気の強い人はついつい教室に来てしまうと思います。

一口コメントについても、実際にブログの記事から引用されていて、無機質なトレーニングが現実世界でどのような効果をもたらすのかが示されるので、訓練後の変化を楽しみにして、トレーニングのモチベーション維持にとても効果がありそうです。

この週末以降、じわじわと教室が混み出しそうな予感です。

以上

  ちなみに、梅木さんのプロフィールは、「6年で300回受講。大学では経営戦略・落語のゼミに所属。好きな小説は、『ファウスト』『春琴抄』『ダイヤモンドダスト」でした。

 

  田上さん、梅木さん、これからもよろしくお願いいたします   




       
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