2016-04-15
一番大きく変わったものは読書に対する気持ちです
SEG春期講習D3ターム(3/21(月)~3/26(土)、3/23休)アンケートからです。
新高2生のL君とM君です。
2人とも本人意思での受講です。
まずL君から。
■思ってた内容とは全く違い、読書スピードを上げるだけでなく、普段の勉強においても特に役に立つことを沢山学べた。なによりも集中力が上がったというのが大きいと思う。集中することで読書スピードも上がった。今まであんなに本を読むことが億劫だったのが信じられないほどに、本を読むのが楽しく、そしてスピード感をもって読書をできるようになった。初めは、速く本を読みたいという思いだけで受講したが、それ以上のことを多く学ぶことができて本当に良かった。もっと早くから、このトレーニングをやりたかった。学校の朝のHR時にこのトレーニングを取り入れたら、実績が大きく上がると思う。
「学校の朝のHR時にこのトレーニングを取り入れたら……」は、この前の「これを、学校でやって欲しい。毎朝、全国の中高生がこのトレーニングをこなしていたら……」と同じものという気がします。
「L君の最終5回目の主なスコア」たてサッケイド51 数字ランダム52・58・60 数字BP15-8(1分)26-6(2分)漢数字一行三→373、一→297、九→105 たて一行62・55 ロジカルテストCタイプ11/14・13/15 スピードボード5×510/12(3分)・14/14(3分)イメージ記憶11/40(1分)28/40(1分)倍速読書3,850字/分・理解度B+―K校 新高2男子―
以下は、L君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 878字A-「かなランダムシートが意外と見つからなかった。イメージ記憶は暗記にとても役立つなと思った」(数字ランダム14・14・19 スピードチェック27・30・33・35)
2. 900字A-「イメージボードがとても難しかった。少しA-~B+ぐらいの理解度で読めるようになった気がする」(スピードチェック32・33 ロジカルA18/19(3分)・20/20(3分)イメージボード△△△△)
3. 2,450字A- 「ヒントの通りにしたら不思議なくらい想像できた。自分でも読むのが楽しくなったのと、速くなったのが実感できた」(スピードチェック36・40(58秒) ロジカルA22/22(3分)・28/28(3分)イメージボード◎◎●◎)
4. 2,250字A-「スピードチェックがだいぶ前より早くできるようになった。先生に渡されるプリントもそれほど重荷でもなく、楽しく速めに読めるようになった。5000字ぐらいを明日は目指したい」(スピードチェック40(55秒)・40(53秒) ロジカルB21/22(3分)・21/25(3分)イメージ読み89個(2分))
5. 3,850字B+「読めるのが速くなれたことを活かして、これからたくさんの本を読みたい。なによりも集中力が上がったと思う。5日間ありがとうございました」(スピードチェック英単30・37)
L君の受講前の速読への印象は、「ひたすら本を読まされて、慣れることで読書スピードを上げるものだと思っていた」。
受講目的は、「本を読むのがとても遅いので、スピード感を持って本を読めるようになって、本からたくさんの情報を得たい。想像力を高めたいと思って受講した」。
効果的トレーニングはサッケイドシート。
理由は、「サッケイド:本を読むときにこういう風に目を動かせばいいのかということと、一つ一つを細かく見ていくのではなく、全体の空間の中の一部として見るというのは、その後の「倍速読書」でとても有用性が実感できた」。
「集中力が上がった」とありますが、「上が」らない子もいます。その差は、相当に単純です。よく聴いてくれるかどうかです。
これからは、L君、ガンガンです
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次はM君です。
■目に見えて変化(+の)のわかるものもあったり、そうでないものもあった。その中で一番大きく変わったものは読書に対する気持ちです。小学生のころは本を読むのが好きでしたが中学受験を境にあまり読まなくなってしまいました。知らず知らずのうちに自分の中に読書に対する壁をつくっていました。しかし今回の講習でその壁がとりのぞかれた気がします。試しに今週末、本屋によって何冊か本を買おうと思います。教室も集中できていい環境でした。ただし暑かった。
「ただし暑かった」は、春期講習ではいつも問題になること。この教室だけを冷房にするとはいかないもので、どこでチェンジをお願いするかは悩ましい判断になります。。。
「M君の最終5回目の主なスコア」たてサッケイド72 数字ランダム45・47・57 数字BP15-5(1分)67-1(2分)漢数字一行三→729、一→590、九→468 たて一行60・58 ロジカルテストCタイプ21/22・24/24 スピードボード5×514/15(3分)・14/14(3分)イメージ記憶16/40(1分)36/40(45秒)倍速読書12,500字/分・理解度A-―K校 新高2男子―
以下は、M君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 1,241字A-「思ったより集中してできた。競い合うスタイルが負けず嫌いをくすぐる。勉強で疲れるのも楽しい」(数字ランダム25・21・26 スピードチェック31・32・33・34)
2. 6,000字A-「分間読字数に大分おどろいた。倍速の本もおもしろい! 本が読みたくなってきた。初日の夜、家ついたら鼻血がでました」(スピードチェック38・38 ロジカルA28/28(3分)・30/30(2分43秒))
3.10,500字B 「イメージ記憶が苦手だということに気付いた。Pテストは割とできた。苦手なものも得意なものものばしていきたい」(スピードチェック38・38 ロジカルA33/33(3分)・41/41(3分)イメージ記憶16/40(1分)32/40(1分))
4. 7,500字A-「段々とのびているものが見つかってきた。やはりこの訓練でのばした力を維持するには読書することが一番なのでしょうか」(スピードチェック34・38 ロジカルB27/30(2分29秒)・30/30(2分9秒))
5.12,500字A-「数字BPが一度に2つの「1」を見ることで大幅にのびた。読字数が初日の10倍になった。目に見えて成果がでるのはとても励みになる」(スピードチェック英単31・35)
M君の受講前の速読への印象は、「少しあやしげ」。
受講目的は、「速読はさまざまなことに役立てられると思い、受けなければ後悔すると思った」。
効果的トレーニングは、ランダムシートと漢数字一行Pシート。
理由は、「ランダム・漢数字一行:回を重ねるごとに意識したかなや数字や漢数字がはっきりと見えてきた。伸びを実感することができ、自信にもつながった」。
「初日の夜、家ついたら鼻血がでました」は、4/11に書いた通りです
何も伝えていなければ、まず親が騒ぐはずです。何をしているんだと。
このターム、K校生が4人受けていました。
仲間のようです。
最初の2日間は少し席が離れていましたが、3日目から「田」の形に固まって4人とも集中していました。得意なものが少しずつ違っているのが面白いところです。
ふて腐れる子がいなかったので、教室全体にいい影響を与えていました
たった5日間で「読書に対する気持ち」を様変わりさせ、初見・未読の本の「読字数が初日の10倍にな」ると受講生が繰り返しコメントしているわけですから、やはり「あやしげ」な講習です
真
※クリエイト速読スクールHP
