2007大学合格体験記(2)一橋大学a | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2007-07-25

SEG生の声とスコア

2007大学合格体験記(2)一橋大学a

  今春3月、大学に合格した羽生さんの合格体験記です。文字数(行数)がgooブログの1回の量を超えています。今回は3回に分けて投稿します。

 二味違う大学受験生活を送るために               

                                                一橋大学社会学部合格
羽生彩華                                                        

 <速読との出会い>

 高校受験を終えた私は大学受験のためにSEGに通い始めた。高1の夏のことだった。母は私に相談せずに、夏期講習の受講講座の中に「速読による能力訓練」を加えていたのだ。消極的だが、これがクリエイトとの出会いである。

 親戚や友人で速読をやっているひとがいなかったので、「速読の講座を申し込んだ」と初めて母に言われたときは、やっかいなものをと思った。私がしたいのは受験勉強であり、速読とやらではない。時間の無駄だと思い、夏期講習が憂鬱だった。

<訓練が楽しい!>

  実際に講習が始まると、それまでの憂鬱な気持ちは跡形もなく消えてしまった。 ゲーム感覚で行う訓練は、自分の記録を更新したいという気持ちさえあれば誰でも楽しめる。自分でも驚くほど集中してしまう。訓練そのものが楽しいのだ!  しかし、これで終わるのなら単なる遊びにすぎない。そこからが驚きの連続だった。読書をしたいという気持ちがどうにも抑えられなくなるのだ。

 <若者の活字離れを速読で克服>

 ところで、若者の活字離れについて嘆く人が多い。私も読書量はとても少なかった。小学生のときは、夏休みの読書感想文のためだけに本を読む程度だった。

 中学生になったらもっと本を読もう。そうじゃないと、私も一般の生徒と同じになってしまう……。

  しかし、読書の習慣がついていないままなのだから、中学生になったからといって状況はほとんど変わらなかった。受験問題として論説文の一部を読むが、自主的にはほとんど活字に触れられないのだ。

 そんな私が、速読の訓練を通して読書欲でいっぱいになった。 SEGの「速読による能力訓練」の初日を終えると、私は地元の本屋を渡り歩いた。それまで気にもかけなかったであろう本の題名が、私の興味をそそったのだ。しかも、訓練をしっかりやった後なので、文字がいっぺんに目に入ってきた。自分のこととは思えないような体験であった。

 <クリエイトに通い始めた理由>

  SEGでの5日間の講座を終え、速読を封印させるつもりだった。受験が終わったらまたやればいいと思ったのだ。

 しかし、「速読による能力訓練」の講座を担当されていた松田先生が開いている教室がたまたま私の高校のそばだったので、在学中にクリエイトに通おうと決意した。速読をやっている女子高生なんてのも珍しくていいんじゃないかな、くらいのノリだった。受験のためというよりは、読書習慣をきっちりつけるため、という理由の方が強かった。もう典型的な活字離れした若者だとは言わせない、という意欲に満ちていた。

  <受験と速読>

  受験科目に日本史と世界史があったのだが、私は高3の時点でやっと世界史の勉強を始めた。センター試験を世界史で受験するつもりだったので、10カ月で教科書の内容をマスターする必要があった。

  ちょっとした時間を見つけては世界史の教科書を開く毎日で、クリエイトに通う時間も少なくなっていた。

  夏休みに入る前にまとめてクリエイトに行こうと思い、久々に教室へ向かった。それまで受験と速読の関係をあまり意識したことはなかった。しかし、世界史の用語を記憶するときの脳の使い方が、速読の訓練をするときの脳の使い方に似ていることに気がついたのだ。短期間に暗記するにはどうすればいいかということに関するヒントを、速読を通して得た。

  速読の訓練をすればするほど、世界史の暗記の際の集中力が増し、逆に、世界史用語を暗記して頭を使えば使うほど、速読の訓練の自己記録は更新されていった。 脳は退化しやすい、らしい。しかし、速読の訓練を続ければ、脳の働きは簡単には衰えないと思った。  続く

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