うまい人の要約は、純粋に読みやすく、頭にすっと入ってくる | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2013-12-12

『文演』情報

うまい人の要約は、純粋に読みやすく、頭にすっと入ってくる

  第60期文演13/9/28~12/7アンケートです。

 きょうは、
提出物最速のYさんです。

 エネルギー関連企業に勤務しています。




     
Yさんの文演アンケート



 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
  A.1 高校までは国語が苦手で、文章を書くことが好きではなかった。社会人になると文章を書くシーンが増え、苦労しながら何とかこなしてきたが、もう少し文章力を向上させ、効率的にこなせれば、と考えたので、受講に踏み切った。・また、会社にも文章のうまい人、早い人がいるが、概して頭がよい(ロジカル、頭の回転が速い)ので、そういう人に近づきたいという思いもあった。・講座の中で、要約の演習もあるときき、興味を持った。文章力を磨くには、要約が有効だといろいろな本で言われているが、自主的に要約してもその要約で問題ないかどうかはわからない。文演では、講義の中でチェックしてもらえるのに魅力を感じた。



  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
・最初の講義で、一般的に他人は文章を好意的に読んでくれないのだ、ということを理解した。これまで人の文章を読むときは、体裁が崩れていても、気にはしつつも目をつむり、好意的に内容を理解しようと読んでいた。文演で、これでは駄目だと気付かされた。自分が他人の文章に優しすぎたために、逆に文章を批判する能力、疑問を持つ能力が身についていなかったのだ。他人の言うことを無条件に受け入れ自分では深く考えない、よく言われる「思考停止」に近い状態になっていた。・こういう場合はどのように表記するのか、と疑問を持った時には、新聞で確認していた(これは正しかった)。それ以外にも、編集者らの正式なルールも教えて頂き、大変参考になった。・講義の中盤以降の文章の添削では、文章の体裁やちょっとしたロジックの破綻など、自分でも指摘できる個所はあったが、作品の構成やどこをもっと膨らませて書いた方がいいかなど、全体に関わる指摘、よりよい文章に導くための指摘はあまりできなかった。高校生のときに、こういった授業を受けていればもっと国語や読書、文章を書くことが好きになっていただろう。・文章には2種類ある。一つは報告書や論文などのロジック重視の文章。もう一つは小説など、ロジックだけでなく表現力、描写力などが必要な文章。文演で対象とするのは後者がメインだと思うが、当然前者もカバーできるので役に立つ。



 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」
 まとまった時間がとれなかったので、毎朝30分から1時間とって要約文を作成した。45日で要約文(案)を作成し、1週間寝かせて、読みづらい個所、意味が飛躍している個所がないか確認した上で提出した。要約する文章の内容も構成もわかりやすく、作者の意図も理解したつもりだったので、そこそこの完成度はあると思った。・宿題が発表される前に、講義の中で1章を800字で要約する見本を見せて頂いたが、この宿題は2章を800字で要約するものだった。最初に要約文を書いたときは、ちょうど1600字になったので、字数を800字としている理由の一つがわかった気がした。単純に量を減らせばいいのだが、なかなか難しい。文章の構成を意識しながら思い切って減らしていくと何とか800字に収まった。・みなどれくらいかかっているのだろうか。要約がうまい人、慣れた人だと、どの程度の時間でできるのだろうか。

 
A.3-2 「授業後」 要約の奥深さ、自分の至らなさを実感した。うまい人の要約は、純粋に読みやすく、頭にすっと入ってくる。自分の要約との違いが明らかにわかった。最初から段落数をフィックスして要約に臨んだのが第一の失敗。第二に自分の●●●はつめが甘かった。あとはどの程度まで原文を崩していいかわからなかったが、隙がなければ自由に書いてもいいとのこと(自分にはまだまだ難しいが)。以上のことを今回学んだので、次はもう少しいい要約ができそうな気がする。



  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 
もっと早く受講しておけばよかった。受験勉強している高校生の国語力があれば、受講は可能だと思う。あとはこの文演で学んだ知識、経験を、今後どのように自分に活かしていくか。文章に触れる際は批判的な目、どのようにしたらより改善できるかといった目で読み、たまに講義資料を見直すようにすればいいのだろうか。要約については添削がないので難しい。文演後の学習についても何かいい方法(先輩たちの参考例)があれば教えて頂きたい。・高校生が書いた作品をいくつか読んだが、自分では書けないものばかりで、ショックを受けると同時に感心した。そういう人たちが作家になっていくのだろうか。・講義の進め方は、強制的に当てられることはないので、気楽に受講できた。完全に元はとれる講義だった(かなりお得)。8回、あっという間でした。本当に、受講してよかったです。ありがとうございました。速読では、引き続きよろしくお願いいたします。


 Yさんは、2013-10-21視野を広げることの重要性を徐々に実感できてきた」で継続しようか迷っていました。1週間後の10月27日には更新し、12月8日(日)は受講54回目でした。

 研究者とわかっていましたので、前期の第59期文演でも誘ったのですが断られてしまいました

 今回、「もっと早く受講しておけばよかった」は、うれしいコメント。 

 「文演後の学習についても何かいい方法」については、毎度、最終回に提示しているのですが、さてどうなるんでしょうか。   
 






   
             
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