2009-02-03
相手に伝わる文章を書くには訓練が必要だということを知った&第49期文演第3回終了
第48期(2008.10.4~12.6)文演アンケートです。
きょうは、銀行に勤務するMさんと、デザインの勉強をしているYさんです。
Mさんの文演アンケート
Q.1どんな目的で受講しましたか?
A.1 文章を読んだときの理解力や読解力が弱く、いつも二度読みや、スピードを落として読むことが多いので、文章のポイントや構造を知りたく、この講座を受講しました。
Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?
A.2 自分が普段、注意していないことが多く、筆者の意図が汲み取れていないことがよく分かりました。書き方ひとつで読み手へ真意の伝わり度合や読みやすさが大きく変わってくるので、内容はもちろんのこと、言葉の使い方や形式など効果的な方法があることを知りました。文章をこのように分析したのは初めてだったので、最初は文章の良し悪しも分からず、内容について理解していた気になっていたが、奥深さを感じることが多々ありました。
Q.3宿題の「要約」については、いかがでした?
A.3-1「授業前」読めば読むほど、色々なところが重要に見えたりして、筆者の言いたいことが、絞りきれなかった。まとめるのが難しかった。書いた後、何度読み返しても自分の文章に冗長性を感じた。でもどうしたらよいのかが分からなかった。
A.3-2「授業後」同じ文章の要約なのに、人それぞれの観点やまとめ方が少しずつ違っていて、自分の足りないところが具体的に分かり、勉強になった。文章の読み方がすこし変わった。いい練習になった。
Q.4全体的な感想をお聞かせください。
A.4 今でも文章がちゃんと読みきれているのかが不安になることが多く、筆者が言いたいポイントをちゃんと捉えているかは怪しい。要約はもう少し練習をしたかった。自分としては、まだ中途半端に消化不良なところも多く、この授業がすぐに役に立つかは分からない。速読をしている中で、文演でやったことをちらほらと思い出す。読解力は相変わらず弱いが、これまでとは違った見方ができたことは、受講してよかったと思う。しかしながら、文章を書くことがますます怖くなってしまった。積極的に発言ができなかったが、新しい発見や感心することが多い講座でした。大変であり、楽しくもあった。一緒に受けている人から受ける刺激は自分の弱点をつつかれているようだった。どうもありがとうございました。
Yさんの文演アンケート
Q.1どんな目的で?
A.1 ・自分の文章の問題点を知るため。・受講することで、新たな視野が生まれるのを期待して。
Q.2文章への印象は?
A.2 ・文章を書くのが怖くなった。・文章には多くの約束事が存在すること、相手に伝わる文章を書くには訓練が必要だということを知った。・食わず嫌いで、今まで手をつけなかった作家の本を読みたくなった。
Q.3宿題の「要約」は?
A.3-1「授業前」・締切直前まで悩みに悩んで試行錯誤したが、考えれば考えるほど作者の意図が分からなくなり、頭痛がした。・私の中途半端な要約が皆さんに読まれるのかと思うと恐ろしく、申し訳なかった。
A.3-2「授業後」・最終回当日は、自分の要約にどんな直しが入るのか知りたくてウズウズしていた。怖いというより、待ち遠しいという感情が強くなっていた。これには驚いた。・自分の至らなさを身に染みて感じることができた。・全8回の授業を経て、やっと自分は出発点に到達したように思う。
Q.4全体的な感想を。
A.4 ・毎回すぐに定員オーバーになる文演に参加できて、とにかく嬉しかった。・公式ブログにも記載があったとおり、文演は、「一人ひとりがそれぞれの事情において、自分の足りないものは何かを掴み取るためのクラス」でした。・文章の読み書き、人前での発言、全部苦手な私でも最後まで楽しく授業を受けられました。・クラスの皆様、松田さん、スタッフの皆様、貴重な時間をどうもありがとうございました。
先週土曜日、第49期文演の3回目を終了しています。
1回目は、インフルエンザで1名欠席。2回目は、東京支店から九州にある本店への出張で1名欠席。そして、3回目は5分前に18名全員出席。
このブログをこまかくチェックされている生徒さんが多いからか、第49期は発言が最初から活発です。あとから悔いが残らないように、自分の考えを口にしてください。
第50期の申し込みも始まりました。
役立つ内容です。ラストまで、ほとんどの生徒さんが通っています。
読み書きに関しての知らないことなど、まだ山ほどあります。
真
