2012-12-24
誰が読んでも同じ意味に捉えられる正確な表現を心がけるようになった
第58期文演(12/9/29~12/8)アンケートです。
きょうは、外資系消費財メーカーに勤務するKさんです。
Kさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 文章を書かない日はない。仕事では報告書や提案書を日々作成し、家族や友人とはメールを使って一日一回は連絡をとる。文演を受講した理由は、文章を書く力を身につけ、メッセージを相手に正確に、面白く伝えられるようになりたいと考えたためだ。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 これまで漠然としてよくわからなかった「よい文章」とは何かを、文演が具体的な形にしてくれた。見るべきポイントを知ったことで、筆者の思考の証しを文中に見つけることができ、楽しめるようになった。質の高い文章は、明確な理由がある。一文字に意識を配るのは初歩のなかの初歩。文章全体の構造がしっかりとしており、読者に情景をリアルに想像させる。わかりやすいが、単調ではなく、メッセージを効果的に伝えるべく細部まで作り込まれている。昔は美術館や博物館の面白みがわからなかったが、見るべきポイントと知識を身につけると急に興味深くなる。この講座は、文章に対しての見るべきポイントと知識をくれた。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 すべて正確に筆者の意見を抜き出したと思った。
A.3-2 「授業後」 最終回を待たずして第7回目の授業後に、自分の要約の不十分さに気づいた。授業で取り上げられた要約例を通じ、正確な要約とはどういうものかが理解できたためだ。この発見は仕事でとても役立っている。議事録やレポートでは、誰が読んでも同じ意味に捉えられる正確な表現を心がけるようになった。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 感想を一言いうと、もっと早くにこの講座を知って受けておきたかった。全8回の講義で、目的は達成できた。文演は教材から講義内容の一つ一つまで、文章を効果的に勉強するために考え尽くされたプログラムだと思う。毎回の授業にも、サプライズがある。そういえば、この感想文を書かせることも講義を振り返る絶好の機会になっている。文演を受講して、よい文章、要約の仕方、文章構造の考え方を学んだが、加えて勉強の仕方を教わった。よい、わるいを分ける要素はなんなのか。自分で考えたり、他の意見を聞くことでポイントを知り、目を養い、自分の欠点を修正する力をつける。勉強の考え方は様々なことに応用できるはずだ。レポート等で困っている人がいた場合、まず文演を受けることを勧めたい。
「加えて勉強の仕方を教わった」などと書いていますが、Kさんは関西の大学院農学生命科学を修了しています
真
