2025-11-23
2025年体験記「終活と積ん読解消にも役立つ、無限の能力開発プログラム」 角谷守朗
受講生の角谷守朗(かどや もりあき)さんから、お願いしていた体験記が届きました。
早速、教室ブログに紹介します。
現在67歳。
65歳でTOEIC(R)990点を獲得したシニアです。
なお、 タイトルや赤文字・拡大文字等は、こちらの恣意的なものです。
角谷さん、ありがとうございます🙇♂️ マツダ
2025年クリエイト速読スクール体験記
「終活と積ん読解消にも役立つ、無限の能力開発プログラム」
角谷 守朗
入会のきっかけ
2024年2月14日に入会した。65歳だった。
勤務先の非常勤嘱託契約が3月末に2回目の契約期限を迎えるので、その後どうするかをしばらく前から考えていた。頭に浮かぶのは就活と終活である。
就活はこの歳では厳しい。なにか資格取得に挑戦しても成功確率は低そうだし、資格取得に成功しても就職や開業につなげるのも難しそうだ。
終活は家族のためにやらねばならない。いろいろ書物が出ている。関係する制度について勉強するためにこれらを読まねばならない。制度も改正されるから、その都度、知識をアップデートする必要がありそうだ。素人向けに書かれていても制度は法律にもとづく。読むのが苦手な分野だ。
終活には、片付けが必須だ。数年前にかなり片付けをした。しかし、また増えたものも多い。本も大分思い切って処分した。それでも生き延びた積ん読が、かなりまだ残っている。読まないから捨てられないのだ。積ん読を解消するには読むしかない。しかし、残された時間で読めるのか。
就活のための資格取得の勉強でも終活参考書でも積ん読でも、読むことは、避けられない。
こんなことに思いを巡らしているうちにふと、速読という言葉が浮かんだ。速読教室というものがあるのだろうか。あるなら習いにいってみようかなと思った。
体験レッスン
通いやすいところにある、体験レッスンがあるという基準でインターネットを検索したところクリエイト速読スクールのホームページが出てきた。
教室の紹介や説明などはあまり読まなかった。ウェブの記述よりも、レッスンを体験して、肌が合うか合わないかが大切だと考えたからである。場所と、レッスンの時間帯などから、通えそうであるという点、また、体験レッスンが受けられるという点のみ確認し、体験レッスンを予約した。
体験レッスンでは、さまざまなトレーニングメニューがそれぞれ短時間で次々と繰り出されたのは、予想外であった。速読訓練なら当然含まれるだろうと予想される視野をひろげる、速く見るというトレーニングだけではない。頭の回転スピードが要求される私が苦手なタイプの訓練や記憶の訓練などもある。そしてそれぞれの訓練の成果をスコア、数値で記録する。
メニューの構成と順序、時間配分、各訓練の結果を数値化して記録することなど、インダストリアル・エンジニアリングの動作分析による作業工程の再設計改善とその効果測定を思い起こさせた。速読を多角的に分析して小さな構成要素に分解し、それぞれの構成要素に必要な能力をできるだけ単純単一化して個々のトレーニングを考案し、全体を体系化するという一連のプロセスと設計思想があるのではないかと感じた。その設計思想がどのようなものであるのかは具体的にはわからない。しかし、曖昧な神秘性など一切感じられない。合理的に考え抜いた成果にちがいない。
こういう教室なら、やってみようと、体験レッスンが終わる時には、ほぼ入会を決め、説明を伺った上で、シニアコースに申し込んだ。
ちなみに、体験レッスンで私が感じた設計思想は創設者である松田真澄著『図解でわかる 速読のすごいコツ』(日本実用出版社)に要点が解説されていることを入会後に知った。
受講体験
通常トレーニング
このような次第で平日の午後の教室に通い始めた。
3月に入ってから、会社から翌年度も同じ条件と職務内容で非常勤嘱託として1年契約の申し入れがあり、就活はしないで済むことになった。
一方で、入会後しばらくの間、教室に通う時間帯やペースをうまく日程に組めず、受講頻度は低かった。初級朝トレの受講も4月になってしまったと記憶している。夏休みを過ぎてから、ようやく、なんとか仕事と教室通いのリズムをとって、月10回のペースで通えるようになった。
受講開始直後のトレーニング効果
頻度はあまり高くはなかったとはいえ、毎回、受講後は頭がスッキリと独特の爽快感と疲労回復感を感じた。これは、教室のブログを読むと、他の受講生の方々も共通に経験しているようである。
1時間半の間に多様な短いトレーニングメニューを次々とこなしていく。これによって知覚・思考・記憶など異なる作業をそれぞれ集中しておこない、次の作業に切り替えることになる。このようなトレーニングが脳神経回路を幅広く刺激し、血の巡りがよくなるのだろう。生物学あるいは医学的な原因はさておいて、この効果体験は、大変、心地よいものである。これだけでも、レッスンを受ける価値があるとさえ思うほどである。
実用書や仕事にかかわる一般書、専門書は、クリエイト速読スクールに通い出してから案外早いうちに、1冊30分程度、通勤電車片道くらいで一通り目を通せるようになった。もともと読み慣れていた構成にしたがって見出しなどもつけられて編集されているため、この分野の書籍はトレーニング効果が出やすいのかもしれない。
6月には、英語力を維持するために受験をつづけているTOEICの公開テストで初めて990点がとれた。これも、視野を広く取る、集中するなどの基本トレーニングの効果だと思っている。
8月の夏休み直前に、職場で臨時のテーマで一日研修会を講師として担当することになった。研修説明資料のほかに、急遽思い立って、この研修テーマに関係する参考書籍30冊のリストを作成し「2024年夏休みすいせん図書」と名付けて研修参加者に配った。このリストでは7つのサブテーマごとに参考書籍を分類して配列し、各書籍には解説や要約の代わりに、鍵となる箇所を引用してつけた。引用に加えて、あるいは引用の代わりに私のコメントを数行つけた場合もある。この参考リストを作成するにあたってクリエイト速読スクールのトレーニングが役立ったことはいうまでもない。このリストについて、「休憩時間に目を通した。なんだかリストの本を全部読んだような気になる」とか「講師の思想の集大成ではないか」というコメントをもらった。
しかし、このような効果は、二代目代表のユウ先生によると「受講開始後トレーニングによって受講以前の蓄積が放出されたものです。本格的なトレーニングはそのあとから始まります」とのことである。
トレーニングの構成
クリエイト速読スクールのトレーニングは大きく、序盤、中盤、倍速読書訓練の三部構成である。
序盤はおもに視野をひろげて、速く文字や文字列を見てとる視覚的認知・認識の訓練である。中盤は、印をつける動作が加わる複合処理と判断、記憶の速度、精度、想像力を高めることを主とする訓練である。そして倍速読書訓練で実際に本を読む。
序盤、中盤
序盤、中盤の訓練はいずれも形式的には単純である。しかし、簡単ではない。難しい。高い集中度とスピードと精度が要求される。そして、全員がおなじメニューに取り組む。
しかし、配られる教材は各自のレベルにあわせたものである。各自のスコア向上に応じて個別に負荷が高められていく。否応なしに背伸びを迫られる。常により速く、より正確にということである。自分のスコア記録をふり返って、自己ベスト更新を目指したり目標スコアを設定したり、するようになる。
私の場合も、トレーニングの各メニューの教材が少しずつ変わり、難しくなっていった。しかも、ユウ先生のおっしゃるように「手持ちの蓄積をはき出したあと、本当のトレーニングが始まる」と、スコアは簡単にあがっていかない。スコアを伸ばそうと、それぞれのトレーニングの取り組み方を試行錯誤してもがくことになった。それぞれのトレーニングのコツとか、解法の鍵をさがしまわる。不得意なメニューについては『図解でわかる 速読のすごいコツ』を読み直したり、PDF教材をダウンロードして時間が許せば自宅でも自主トレをしたりするなど、もがきながら訓練をつづけていると、徐々にだが、スコアがあがっていく。制限時間以内に目標解答数、正解数を達成できるようになる。すると、さらに難しい教材に変わる。この段階から、教室に通う頻度を高めることがまず必要だと感じて、月10回の教室通いを目標にして、日程のやりくりをして、受講頻度をあげていった。
倍速読書訓練
毎回のレッスンの最後のメニューは倍速読書訓練である。
直木賞受賞作などの小説が速読訓練に向いているとのすすめもあり、倍速読書訓練ではもっぱら小説を読んでいる。それまで、小説をほとんど読んだことがない、つまらない、粗野なサラリーマンである。小説や小説家に疎いので、ミステリー以外の中から講師の方に訓練に読む小説を選んでいただいている。
倍速読書訓練は、総合訓練で、スピードと理解度のバランスをとるという複雑さがある。
倍速のノリをたもったまま、それなりの理解で読めることがある。このときは快感である。
また、そのスピード(1分あたり読字数)が山あり谷ありでも、徐々に切り上がっていく。私のスピードはまだまだ自慢できるようなものではない。自分なりに、どうすれば、生き生きとしたイメージでもっと速く読めるだろうかと、あれこれ考えながら背伸びをしている。
他方で、イメージをつかみ、イメージの断片をつないで全体をとらえようとしている。イメージといっても視覚的なものとは限らない。あいまいな雰囲気のようなものといえるかもしれないが、五感全体と感情や印象が関係している。場面によっては、特に作品の終わりに近い場面では、思わず微笑んだり、目が涙でにじんだりしてしまうこともある。
受講記録と受講10回ごとのアンケート
自分で設定した序盤、中盤のトレーニングで目標スコアや倍速読書トレーニングの目標読字数に届かないと、思わず、「ウームー」とか「クソッ!」などとつぶやいてしまうことがある。また、「ダッメだなぁ」と落ち込むときもある。自分のスコア記録あるいはスコア目標との、そして自分自身とのバトルである。アスリートのようにメンタル面でも鍛えられる気がする。
スコアの伸び悩みが長引いてすがる思いで講師の方にコツのようなものをおたずねしても、大抵の場合、「ここまでくると、なにかがコツというようなものではなく、おひとりおひとり、ちがいますから」と、あっさりうけながされてしまう。そして、「たしかにそういうものだろう。自分はまだ集中力と工夫がたりないな」と納得してしまう。この絶妙な、あっさりした追い込み方が、クリエイト速読スクールの気風のように見受けられる。
その一方で、さりげなく手が差し伸べられている。
まず、クリエイト速読スクールでは、毎回の受講記録にトレーニング毎のスコアだけでなく、その回全体をとおしての感想を短く書きとめる。その際に、「できなかったことではなく、できたこと、うまくいったこと、次はこうしよう、など、前向きのコメントを書くように」と指導されている。最後に短く前向きのコメントを書くことで、余計な考えを引っ張らずに、その日のトレーニングを閉めることができている。
また、受講回数10回毎にアンケートの提出を求められる。クリエイト速読スクールらしい簡素なアンケートの質問項目は「1.トレーニングを受けていて困っていること、悩んでいることはありますか 2.トレーニングを受けて変わってきたこと、よくなってきたことを教えてください。その他ご要望等がありましたら、お書きください」の2問だけである。提出されたアンケートを講師の方々はよく読んでくださっている。教室に行くと受講前に4~5分でも時間の余裕があるときに、講師の方が、「アンケートの提出ありがとうございました」と話しかけてくださり、質問事項1.のトレーニング受けていて困っていること、悩んでいることについて、アドバイスをくださるのである。そのときそのときの私のスコアのレベルと進捗状況に合わせて、講師の方ご自身の経験に基づく工夫やヒントなどを教えていただく。具体的であり参考になる。また、トレーニングの種目や制限時間などの負荷設定によっては、そもそも難しいので、あせらずに取り組むようにと、気休めではなく、現実的な励ましをいただくこともある。
文演
クリエイト速読スクールには文章演習講座(文演)というコースがある。速読の教室でありながら、速読ではなく、むしろ精読、読み方ではなく書き方のコースがある。これもクリエイト速読スクールならではの特色の一つである。
かなり早い時期に松田先生から文演の受講を勧めていただいた。私の日程のやりくりがついて受講できたのはようやく、2024年11月10日からの第87期文演であった。
このコースは松田先生が講師である。プログラムは先生のリードで進む。しかし、中心は受講生の発言、コメント、場合によっては討論である。基本は短いコメントを各自が自発的に出し合って、先生の指導の下で、何かを発見し、理解を深めていく学び方である。
毎回の授業では、課題文の表記・表現・構成・意図についてとことん考えさせられる。講義ではないので、他の受講生の発言によく耳を傾けなければならない。そして、他の受講生の鋭さ、優秀さに驚かされる。クリエイト速読スクールの通常授業では皆さん、時限が終了するとササっとお帰りになるのでわからなかった。しかし文演受講生の皆さんの発言を聞いて、クリエイト速読スクールには経歴や職業、学校、専門は多様であっても、皆さん、超がつくほど高度に知的な方々が受講生として集まっていることに気づいた。
文演と速読の関係を考えてみると、クリエイト速読スクールは速読の看板をかかげつつ、文章表現というものを速読であれ精読であれ、読むことであれ、書くことであれ、一体のものとしてとらえて、文章の理にかなった方法で、自由に、主体的に、各自が取り扱えることを指導しているというのが私の拙い理解である。
土日朝トレ
「朝トレ」も早い時期に松田先生から声をかけていただいていた。文演の同期生の集まりで、朝トレの受講経験を聞く機会があり、興味が募り、土日の予定をやりくりする方法に思い当たり、2025年8月2日・3日にようやく土日朝トレを初めて受講した。
初めての受講生であったので、最前列の指定席で受講した。後ろの席は朝トレの受講回数が多く、スコアの高い熟練の方々の指定席である。
熟練の方々のすごさに圧倒される。ランダムシートや、たて一行ユニットという訓練がある。最前列の初心者は立ちあがって、後ろの席の熟練生を見学してくださいと指示される。熟練生を拝見すると、そのスピードは高速というよりも光速というべき速さだ。スピードもさることながら、その眼差しからきわめて高い集中力で取り組んでいることがわかる。全力疾走度が桁違いである。全力で集中度をあげようと自分の取り組み方を見直すことになった。
土日朝トレ独特のメニューとしてマーク100というものがある。これは1週間ほど前に4つのテーマが設定され、各テーマについて50個ずつ言葉を自分で調べて選び、それらを記憶して、日曜日に各テーマ90秒ずつで書き出し、4テーマ合計で書き出した個数をスコアとするものである。合格点は100個である。
数十年、試験勉強のようなことからは遠ざかっていた私には大変やりがいがある(つまり困難な)新鮮な課題であった。インターネットがあるとはいえ、調べるだけでも手間がかかり、覚えるとなると、なおさら時間を要する。さらに書き出す、それを速く、時間制限付きで書き出さねばならない。一週間弱の間、予習として、毎日、数十段の階段を駆け登らねばならない感じである。平たく言えば丸暗記には違いない。しかし、このように量の負担と時間制約で負荷を高めると、処理方法は平坦でなくなる。あの手この手の工夫を必要とする。複合的なプロセスを高速で並列処理する脳内GPUを鍛えるような感覚になる。
マーク100にかぎらず、クリエイト速読スクールの一見単純なそれぞれのトレーニングメニューのスコアを上げようと、もがきながらあれやこれや工夫をしながら集中して取り組むのは、大変である。それにもかかわらず、風変りかもしれないが、非常に楽しい。
平日朝トレ
土日朝トレを受けた翌月は、土日朝トレの直前の平日朝トレも受けた。
平日朝トレ常連熟練者の方々もいらっしゃる。早めに教室に着くとすでに後ろの席に何名かすわっていらっしゃる。そしてもう何か教材に取り組んで予習と呼ぶべきか、ウォームアップと呼ぶべきか、いや、そうではなく、集中して自主トレに取り組んでいらっしゃるのである。スタバのコーヒーを片手に「おはよー、ございまぁす!」と声をかけたのは場違い、ご迷惑をおかけしてしまった。
このような常連熟練者の方々がいらっしゃるためか、平日朝トレではさらに、自分の集中度を高めようとする姿勢が強くなった。
土日朝トレも平日朝トレも午後の通常の教室コースと同じ基本メニューに加えて、マーク100のように、少しだけ、異なるメニューが追加されている。講師の松田先生が、取り組みのポイントや取り組み方について、簡単なコメントをされる。たとえば、視野を広げて集中すること、まず全体をとらえてから細部へ、といった、ひとことふたことの短いコメントが、私には大きなヒントになった。
文演や朝トレは、おすすめを受けた時にすぐに受講するべきであったと反省している。自分の課題とレベルがよくわからずに、ずるずると先送りをしてしまった。クリエイト速読スクールはトレーニングスコアを数値化して記録しているから、それぞれの受講生の特徴と状況がわかるにちがいない。そうだとすると、本人に適切と思われるタイミングで、文演や朝トレの受講をすすめてくれたのだと思う。
しかし、なにごとも遅すぎるということはない。今後も日程と時間のやりくりがつくならば、平日朝トレと土日朝トレを連続7日間受講したいと思っている。一日の使い方としても、よさそうである。平日は勤務先に9時に到着できるので効率がよいことがわかった。「朝トレ」平日5日+土日2日=合計7日間受講終了直後の頭のスッキリとした爽快感は、頭脳が復活したとでもいうべき高揚感もあり、特別である。
現状
視野を広くとること、スピードと理解度のバランスをとりながら、読む目的にあわせて調整すること、トレーニングは日常生活の準備だから思い切って取り込むこと、特に、思い切って集中することは、わたしにとって大切である。
クリエイト速読スクールの他の受講生の方々のブログを読んだり、直接お話を伺う機会があったりするたびに自分は勉強というものをあまりしなかったということを痛感する。正しい勉強の仕方が身についていないのである。
クリエイト速読スクールのトレーニングは勉強方法の基礎をトレーニングしていると思う。たとえば、1~3分の短い時間制限を設けて同じ問題を最低2回繰り返して、成果を測定することや、誤答をおそれず、気にせず、先へ先へと進むことなどは、中学生のうちに身につけておくべきだった。クリエイト速読スクールのトレーニングも、若い時に始めておけばよかったとつくづく思う。中学生か高校生ぐらいで始められれば理想なのかもしれない。実際、ご両親と一緒に小学校高学年くらいのお子さんもお見掛けする。
習い事であり学習であるから新しいことを身につけるのである。しかし、この年齢で取り組んでいる私は、新しいことを身につけるために、体と心と頭に染みついたムダや悪癖を払い落している感じがする。ラーニングのためのアンラーニングである。
アンラーニングによって旧いものを振るい落とすことで、若返るのではないかと期待している。生物学的でなくとも、心理的には、小学校1年生のころを思い出すような気分がすることもある。
TOEICの受験準備の練習は続けている。クリエイト速読スクールのトレーニングに倣って負荷を高めるために英語学習アプリの音声再生速度を1.4~1.8倍速にして聞いている。2025年5月の職場のIPテストで990点を再び達成することができた。
小説はおそらくクリエイト速読スクールに足を運ばなければ読むことはなかっただろう。自宅の積ん読にも小説はなかった。今では倍速読書トレーニングで読んだ本を再読したり、自由な時間が1週間ほど確保できたときに小説だけ毎日朝から晩まで読んだりするようになった。
仕事のための読書も増やした。そして、読んだ本は先述の「夏休みのすいせん図書」を含めて、職場のキャビネットの上に陳列することにした。仕事の本なので職場においておけば参照に便利だし、同僚と共有することもできる。同僚、後輩が借りて読んでくれるようになった。自分の本を一緒に並べてくれる人も出てきた。
これから
クリエイト速読スクールで学んでいること、トレーニングの効果は、終活と積ん読解消にも役立つことは間違いない。計画をたてて実行するのみである。
そして、クリエイト速読スクールのトレーニングはある段階に達すると次の段階の教材にかわっていく。上限がない。無限の能力開発プログラムだと理解している。だから、引き続き末永くクリエイト速読スクールのお世話になるつもりだ。
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