2025-04-19
なぜ違和感があるのかなど、説明を考えるようにした
第87期文演(24/11/30~25/2/1)アンケートです。
きょうは、 某ガリバーの元役員Mさん。
2024-08-24 「その集中感、スピード感、リズム感、回転数が大切」のMさんです。
昨年、65歳でTOEIC(R)990点を獲得しています。
Mさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・表現の簡潔さ、要点が明確で、正確な表現の仕方を学び直すため、添削と要約による文章のトレーニングの必要性を感じていた。 速読受講10回目のアンケートを出したころにブログで松田先生から文演受講のおすすめをいただいていた。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・文章を作るという観点で①設計図の重要性、②細部の描写や具体的記述と一般的表記ルールの重要性、③表現の土台としての個人の尊重という3つの点に注意が向くようになった。
まず、設計図の大切さをあらためて認識した。また、細部の描写や記述の大切さにも注意を払うようになった。
そして、他者と自分自身を個人として尊重する心構えが土台になって、自分自身の体験と向き合って、書くべきことを見つけ、丁寧に具体的に記述することができるのだと感じた。個人を尊重して正確に固有名詞を記し、社会的に適切な表現を心がける。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 最初の期限で提出した要約は松田先生から赤ペン入りで差し戻された。 赤ペンで指摘されて、さらに、いろいろ考えて何度も書き直した。何を削って、何を入れるべきか、入れるべきだがどう表現すれば、字数におさまるか、完全には解決できないまま時間切れで最終版を提出した。
前の受講生の方々のアンケートを参考に、自分が最終提出した要約を修正してみた。それでも原文の構成の仕方、語り口の意図・仕掛けが、まだ読み切れていない気がする。要点と順序、構成だけでなく、文章のつながり、ながれ、まとまりがよい簡潔な表現にすることも難しい。
A.3-2 「授業後」 原文の設計図を作った上で、原文に通底する筆者の認識、意図、メッセージ、トピックを一言で表現できるように、はっきりと把握するまで掘り下げて読めていなかった。今、文演初回から配布された資料を読み返すと要約課題文の意図がさらによくわかる。要約作成のときに課題文だけでなく、課題文に関連する配布資料も活用すべきであった。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・私のような高齢者でも受け入れていただき、とても楽しく学ぶことができた。毎回の予習では、できるだけ事前にメモも作成して、なぜ違和感があるのかなど、説明を考えるようにした。しかし、なかなか言葉で簡潔に表現することができなかった。なぜ、この文章では筆者の言いたいことが自分にはわからないのか、伝わってこないのか、表現上の問題として検討すべきであった。 受講生の方々のコメントや、松田先生の説明を通じて、課題文の良いところ、なおすべきところ、修正方法や、その根拠、理由が、私が事前に気づかなかった点も含めて、解きほぐされていった。
大物量の7回でもあった。全7回が終わって、すべての配布資料を積みあげると、5センチに近い厚さになっている。おりに触れてプリントを見たり読んだりして、記憶があせないようにしたい。 最終回終了後におみやげでいただいた「ぼんご」のおにぎりは格別だった。おにぎりについても、このようなオリジナリティのある高品質の作品を紹介していただけたことは、文演からのもうひとつの大切な学びである。
「私のような高齢者でも受け入れていただき」とありますが、「高齢」など、みなさん忘れていたはずです。
第87期文演の要約は、アラフィフYさんをはじめ、Mさん、Yさん、Rさん、Tさんと年長者が熟考を重ねたという珍しい期でした
Mさんは、話に納得したときウンウンと頷いていました。職場の後輩たちの話を聴きながらの姿を想像しました。進めやすいことこの上なしでした。当然、その洒脱な人柄を加味し、勉強会の幹事をお願いしています。
文演終了後、速読をすでに26回受けています(受講134回。25/4/18)。
「もう1年……以下省略」と会社からは言われたそうです
真
※Mさん関連ブログです
・2024-04-17「訓練の設計・構成に何かロジックがあるように思った」
・2024-07-15「これ自体がトレーニングの動機になってきました」
・2024-08-24 「その集中感、スピード感、リズム感、回転数が大切」
