中途半端な物知りになる前に | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2025-04-20

『文演』情報

中途半端な物知りになる前に

 第87期文演(24/11/30~25/2/1)アンケートです。

   きょうは、大学生のOさんです。

 2025-03-30朝トレでトップをとれたのは初めてのことでうれしかった」のOさんです。




        
Oさんの文演アンケート





 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
 
A.1  ・通信制の大学に通っている私にとって、文章は、教授との唯一のコミュニケーションツール。卒業を目指す上で、早急に文章力を上げる必要があった。文演のために、クリエイトに入会したといっても過言ではない。また、クリエイトで開講されている講座には、すべて参加するつもりでいたため。



  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
文章には、守らなければならない基礎がある。基礎を徹底できていない者は、大げさにいうと、読まれる資格がないと感じてしまうほどに、厳しい世界であると印象が変わった。外見は内面の一番外側という言葉は、文章にも通じるのだと思った。

   私の所属学部学科は、文学部哲学科である。学習テーマ的に、どうしても文章が観念的になりやすい。観念的な文章で、基礎がしっかりしていなければ、読者を置きざりにしてしまう。上記の教訓は肝に銘じる。




 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」 
提出を重ねて、添削を受けていけばいくほど、道が開けていくどころか閉じていった。原文を何度読み返しても、同じようにしか読み取れない。自分が読み取った筆者の論旨はきっと間違っているのだろうとは思ったものの、色眼鏡を外して読むことはできなかった。


 
A.3-2  「授業後」  私の要約は、重要なところがいくつか抜け落ちていた。授業前の嫌な予感は的中していた。自分の解釈を押し付けていたのだ。松田さんの、答えがわかりそうでわからない、絶妙な添削をことごとくミスリードして捉えていた。どの指摘も、第1回から第6回までに教わったことであったから悔しい。

   うまい方々の要約を拝見することができたのは、非常にためになった。提出時点で、自分で納得のいかない部分、明らかに指摘を受けるだろうとわかっていた部分があったのだが、上手に書けなかった。そのような部分を、強者たちはどう整理しているのかを盗むことができた。

   松田さんが、ブログでも、授業でも、「最終回のために文演はあります」「人が書いたもので学ぶのと、自分が書いたもので学ぶのは全然違います」と仰っていて、正直あまりピンとこなかった。しかし、実際に最終回を受けてみて、その通りだと思った。文章読本などを読んでインプットしていく学習や、他人の文章を題材に学習していくよりも、桁違いに成長が促される授業だった。

   文章力を上げるには、良質な文章に触れること、書く経験を積んでいくことの両輪をなさねばならないと実感した。

 


  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 ・
受けてよかったと心から思った。

   教室は、穏やか雰囲気で、文章に自信がなかった私も楽しく参加できた。毎回の授業で、必ず発言することを心がけた。私の発言はどれも的外れで、改めて思考力の不足を痛感した。

   しかし、そんな私でも、文演を受け終えて、ようやく文章修行のスタートラインに自信を持って立つことができた。

   私は文章力がないことを自覚していたため、まずは文章読本などで基礎をインプットしてから、文演を受けるべきかと、検討したこともあった。しかし、その選択は明らかに間違いであると、今では思う。中途半端な物知りになる前に、文演を受けるべき。文章読本は、文演を受けた上で読む方が効率がよい。

   文章力が上がっていると、松田さんに披露できる場が10回ごとのアンケートしかないのは残念。大学卒業をもって、文演が役に立ったんだと、可視化できる形でお伝えできるようにしたい。


   私の通っている通信制の大学は、指定テキストと参考文献の読み込み、レポート作成、科目試験、という手順を踏んで、単位取得となります。は速読で、②③は文演で土台を鍛えて、大学卒業を目指します。

   これからも、クリエイトには、通い続けます。よろしくお願いします。

   松田さま、クリエイトのスタッフのみなさま、第87期文演受講生のみなさま、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。


    Oさんには、何も「添削」をしませんでした。彼の現状をそのままに出してもらうようにしました。

    スクスクと成長しているので、いっときの恥ずかしさなど意に介さない男子と見込みましたから。中途半端な子は、どこまでもその辺りを直視できず、その場で居直ってしまう傾向にあります。

 不出来、失敗を反省して跳躍すればよいだけですから、その点を押さえたOさんには、これからは楽しみしかありません(あとは年齢だけ。若いですから見守り隊になります)

 文演終了後、速読には26回の出席です。



 そういえば、きょうは、第87期オンライン勉強会。

 どんな遣り取りになっているのでしょうか。

 Kさんも連続参加しているのでしょうか。

 勉強会も2回目参加からは受講料を頂戴すべしと先日ユウさんに言いましたが、どうなったでしょうか。1,000円です 
 

   




        ※クリエイト速読スクールHP  

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