生活の質的変化にこそ価値がある | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2025-06-18

受験・資格試験

生活の質的変化にこそ価値がある

 2024-02-29 定期的に通うメリットの一つ」のYさんについて。

 『Yさんは、次の代表 劉 智秀さんです。/いわば、いちばんの身内となった人。/「10回ごとアンケート」として提出したら、今後は掲載だけとなります。/これからも、教室に通う生徒さんと共有できることを書き続けてほしいです』と、前も載せています。

 ユウTubeのユウさんです。

 以下は、ユウさんの受講170回~210回目アンケートと、最新スコアです。 

       「ユウさんの受講170回(24/8/19)・180回目アンケート25/3/27」
   
マイナス/プラス【学生と社会人】  160回アンケートを提出してから、だいぶ時間が経ってしまった。学生の身分で月30回通うより、社会人になってから月10回通う方が難しい、と私は感じている。仕事や家庭と折り合いをつけて通っている、クリエイトの大人たちは、本当にスゴい。

   学生のうちは、物事の優先順位を、自分の好きなようにつけられる。どう忙しく過ごすかを、自分で決められる。社会人になるとそうはいかない。

   大学を卒業する前に、通えるだけ通ったのは、賢い判断だった。先を見通していたわけではなく、トレーニングにハマっていただけではあるが、おかげで頑丈な土台を作ることができた。

   とはいえ、ここ一年ほどのトレーニング頻度は、怠けてしまった部分もある。心機一転、月10回を目標に、頑張りたい。

   【姿勢】  教室のパイプ椅子に座っているときが、一番姿勢がシャキッとする。久々に受講をしても、椅子に腰掛けると、自然とトレーニングに向けた座り方になる。スポーツで顕著だが、繰り返しトレーニングしたフォームというのは、多少のブランクでは変化しない。座ったときの感触で、思いがけず、過去のトレーニングの蓄積を感じた。

   序盤は、カウント呼吸と同時に、これ以上ないくらい深く腰掛けている。特にサッケイドシートは、どっしりと構えておかないと、うまく注意のコントロールができない。両足はしっかり地面につけて、椅子の側面でふんばるようにしている。

   中盤は、逆で、お尻の骨を椅子の先端に引っ掛けるくらいの気持ちで、浅く腰掛けている。手を動かすため、気持ちの行く先が、机に向くようになる。そうすると、自然と前のめりになる。ここまでは良いのだが、悪い癖で、無意識に上半身が丸まってしまうことがある。首を痛めるし、注意範囲も狭くなる。胸を張るのが大事。

   終盤は、楽な姿勢を心がけている。どちらかというと、中盤よりも序盤の姿勢に近いが、よりリラックスに重点を置く。姿勢が悪いと、トレーニングのスコアだけでなく、読むスピードにも影響してくる。実際、寝る前に、横になって電子書籍を読むことがあるが、とても遅くなるのが自分でもわかる。

   トレーニングの最中と比べると、デスクワークをしているときの姿勢は改善の余地がありそうだ。仕事中の集中力にも影響してくるので、今後の課題としたい。


                  「ユウさんの受講190回目アンケート25/4/22」
   
マイナス/プラス
【イメージの向き】  イメージ記憶で上下の単語を覚える際、イメージの向きのようなものがあることに気がついた。

   上の単語をイメージの起点として、そこに、下の単語を継ぎ足すように、上から下にイメージを作ると、書き出しがスムーズにできる。覚えたときと同じながれで、上の単語を手掛かりに、下の単語を思い出せるからだ。

   逆に、下の単語が起点になってしまうと、強烈なイメージでない限り、書き出すことができない。

   書き出せなかった単語を、空き時間で見直す作業が効いた。丸かバツかの二択ではなく、何が原因でイメージ作りやイメージ想起に失敗したかを特定し、グラデーションで評価できるようになってきた。

   同じように単語を覚えているようでも、記憶の作り方、記憶を引き出すためのトリガーが、それぞれ異なる。こうした違いを自覚し、コントロールできるようになることを、次の目標としたい。

   記録を見返したところ、一つ手前のレベル(3020秒)は、過去に76回繰り返していた。苦戦するからこそ、自分のなかで、方法論が確立される。

   イメージ記憶に限らず、苦労なくレベルが上がってしまうよりも、多少の停滞があった方が、結果的に豊富な切り口が持つことができそうだ。


                  「ユウさんの受講200回目アンケート25/5/20」
   
マイナス/プラス
【公認会計士試験短答式】  先週末、5月25日に短答式試験が行われた。私は、23年12月の短答式をパスした論文生のため、この日に受験したわけではない。しかし、長く戦っていた試験なので、今でもついボーダーが気になってしまう。

   合否は得点率で決まるが、1%ごとに数百人が横並びになる。ボーダー付近で数回、悔しい思いをした。1%で落ちたこともある。

   学生のいない日曜日に、大学のキャンパスが試験会場になる。願書を提出した後、直前期の追い込みに耐えられずに諦める人も多く、試験会場では空席がちらほら。試験中に泣き出す人もいるし、前半の科目で心が折れて、途中退室する人もいる。

   受験者が多いため、問題用紙が配られてから、試験開始の合図がかかるまでに、かなりの時間がある。20分くらいだろうか。この待ち時間がしんどい。カウント呼吸をしたり、突っ伏して目を閉じたりした。試験中のことは、あまり記憶にない。

   科目間の休憩も、1時間と長い。使い慣れたテキストなら一通り目を通せる。すべての科目のテキストを、スーツケースに詰め込んで持参し、休憩中は、テキストの原文を読み返した。

   4つ目の科目が終わると、ようやく解散となる。大荷物で、遠方からの受験者だと思われたのか、帰り際、試験監督の方が声をかけてくれた。無事試験を終えられたことを実感し、自然と頭が下がった。

   試験会場の出口では、各予備校がこぞって、パンフレットを配っていた。その中には、解答速報のプリントが挟み込まれており、簡単な記録を残しておけば、自己採点ができる。マーク式試験のため、よほどのミスがない限り、自己採点結果と合否は一致する。

   帰りのバスは空いていて、運転席の真後ろにある、一人がけの椅子に座ることができた。膝の上で、持ち帰ってきた問題用紙と、解答速報のプリントを照らし合わせ、自己採点をした。バツが続くと、じんわりと熱い脂汗が滲み、マルが続くと、全身が震えてくる。23年12月の回は、帰りのバスで一人、合格を確信した。新しい勉強に進んでいける喜びが一番大きかった。

   ここ数年、短答式試験の合格率は10%を割るようになっている。別の言い方をすると、9割以上が落ちる。予備校に入ってからできた知り合いは、短答式をパスする頃には、みな音信不通になっていた。解答速報と一緒に、試験会場出口で配られるパンフレットの中身は、どれもリスタートの応援キャンペーンだった。

   最終合格までは試験について触れないつもりだったが、今しか書けないことを残しておこうと思い直し、200回アンケートとした。クリエイトに入会したきっかけも、この試験に合格するためである。遠くないうちに最終合格を果たし、続きを合格体験記として提出したい。


                「ユウさんの受講210回目アンケート25/6/14」
   
マイナス/プラス
【選択肢の広がり】   量をこなせるということは、それ自体がひとつの自由である。活字が楽に読めると、能力的時間的な制約を受けることなく、思うがままに情報にアクセスできる。

   先日、あるご縁で、初対面の方と仕事の話をする機会があった。相手方について、ネット上にある情報には一通り目を通してから臨んだところ「そんな人は今までに一人もいなかった」とひどく感心された。お互い興味があって会っているのだから当然だと一瞬思ったが「なるほど、速読のおかげかもしれません」とひとしきり盛り上がった。

   このエピソードで大事なのは、ネット上での情報リサーチの速さではなく、めんどうで普通は思い浮かばない選択肢が、自分の中では当然の準備として浮かんだこと。そして、それが差別化要因になったことである。

   スコアや読字数の量的変化では記述できない、生活の質的変化にこそ価値がある。それは、過去の自分は想像もしていなかったが、今の自分には当たり前すぎて意識されない、選択肢の広がりとして現れる。

   積み重ねたトレーニングは、派手さはなくとも、日々の生活を支えてくれている。定期的にスポットライトを当てるためにも、アンケートは書き続けたいし、同じ教室で学ぶ人が書いたアンケートをもっともっと読みたい。

           ユウさんの受講210回目の主なスコア25/6/14」たてサッケイド198 数字ランダム1,150 漢数字一行〇27,000、七→9,700 漢字二行口2,400、大→200 たて一行ユニット700730 かなひろい59/6330秒)スピードチェック37/4046秒)・36/4037秒 ロジカルテストGタイプ25/302分29秒)・25/302分14秒)スピードボード8×825/28(3分)・25/26(3分)イメージ記憶13/40(20秒27/40(20秒)倍速読書『さらば雑司ヶ谷12,000字/分・理解度A-ロジカルテストは問いが右端にある分、視野を広くとれている気がする。スピードチェックやスピードボードにもこれを応用したい。序盤はラフに取り組むことで、スピードを落としたときの精度が上がる。まだアクセルで良さそう※漢数字一行は、206回目のスコアです。

 月別受講回数は、6月10回・7月25回・8月23回・9月16回・10月13回・11月5回・12月10回・2023年1月7回・2月7回・3月8回・4月3回・5月3回・6月11回・7月11回・8月1回・9月2回・10月2回・11月1回・12月3回・2024年1月1回・2月1回・3月~5月0回・6月5回・7月0回・8月2回・9月1回・10月0回・11月1回・12月1回・2025年1月1回・2月1回・3月5回・4月12回・5月12回・6月6回計210回です。 

   ユウさんらは、いまロジカルテストJタイプを創っています(H・Iは、スキップです)。



 ダヴィンチを受けてきます。

 またブログを書けるように、先生の言うことをよく聞くようにします。  




   

        

            
          ※クリエイト速読スクールHP 

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