2008-12-09
なおしのお薦め本(77)『五感で磨くコミュニケーション』
クリエイト速読スクール文演第1期生の小川なおしさんから、お薦め本が届いています。
「なおしのお薦め本」に、平本さんの著作ですかー。
ここに通っていた生徒さんから、これからどんどん新しい書き手が出てきそうです。できたら、純文に挑戦する若い人も出てきてほしいです。
が、目に止まったのはこちらでした。
「人間は、何かを学習するときには、必ず無意識的無能→意識的無能→意識的有能→無意識的有能の四つのレベルを進むといわれています(図3-3)」
「いわれています」と、まるで誰でも知っているように書かれていますが、私は知りませんでした。
その次の頁に、四つのレベルを階段状に表した図が掲載されています。
一番下に、無意識的無能の枠。 「できない」ということを知らない
その右上に、意識的無能の枠。 「できない」ということを知っている
その右上に、意識的有能の枠。 意識すれば「できる」
その右上に、無意識的有能の枠。 意識しなくても「できる」
ものごとは「できる」「できない」の二分法で考えがちですが、そうでなくてもいいようです。というより、こちらの方がより細かく現状を認識しやすいと思います。
この図をなんども眺めながら、「そうだよなあ」とか「これは救いかもしれない」と感心しています。私によく似た無知な人にオススメの本です。
なおし
■参考記事
※もりぞう爺さんの話(上)
オマケ
―なおしのメール―
松田さん、こんにちは。
肩の調子はいかがですか。(←左肩の付け根ジクジク痛みます。左腕の肘から手首の間に凝ったような痛みが……。河手さんのところでブロックしてもらえば一発なんですが、予約半年先ではねー。いわゆる50肩ということなんでしょうが。 by m)
さて、ひさしぶりのオススメ本です。
紹介する文の分量は少ないのですが、意味はあると思います。
使えたら使ってください。
それではまた。 小川なおし
