2009-12-29
努力でないと感じるまで継続的に大量の量をこなすことではないかと思う
SEG「速読による能力訓練」B3ターム(09/12/15~19)アンケートからです。
第5回は、今回最速生の高1男子E君です。
■勉強だけでなく、何事もどれだけもの努力をし、努力でないと感じるまで継続的に大量の量をこなすことではないかと思う。5日間でこれだけ成果が出たのはすごいことだと思う。一段か二段分上達できたと思う。ただ、上昇曲線は二次関数でなく、頭打ちのグラフであるから、もっと続けて練習して、上達していきたい。
「E君の最終5回目の主なスコア」数字ランダム51・55・59 かなBP161 漢数字一行三→6,300、一→4,000、九→900 たて一行ユニット78・65 ロジカルテストC8/11・13/14 イメージ記憶20/40(1分)、38/40(45秒)倍速読書24,000字/分・理解度A++ ―T高 高1男子―
E君の初めてのスピードチェックは34・34。
以前にもこのブログに書きましたが、最近の「速読による能力訓練」はT中高生の時代です。アレッ!? という子がいません。
共通点は、こちらの話すことを首を長くして聴いています。自己流の前に、まずこちらの指示で自分の極限を目指そうとします(何かアラを探そうという、斜に構えた態度もしないのも共通しています)。
以下は、E君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
① 3,600字A 「この頃頭を使っていないから、切れが悪い」
②10,000字A- 「安部公房ぽかった。けっこう速く読めたと思う」
③34,000字A- 「けっこう伸びていていいと思う。ロジカルテストはまだ慣れが足らないみたいだ」
④36,000字B+ 「スピードチェックが終わらなかったのが悔しい。ロジカルも伸びないし終わらない」
⑤24,000字A++「実際何事も量なのだろう。量をこなしていきたい」
初速3,600字/分 理解度Aで「切れが悪い」という子がいます。
以前には、数学オリンピックで表彰されるような生徒も受けています。生徒がいいと言われても仕方ありません。プラス、最良のプログラムの合体ということで

E君の受講前の速読に関しての印象は、「前々から自分でやろうとは思って調べていた。ただメニューの多さには少し驚いた」と。
そして、受講目的は「速読ができるようになって勉強もはかどればいいという望み」。
効果的なトレーニング名は、ランダムシートとイメージ記憶を挙げています。
「ランダムシートを使った練習によって、視野を意識的広げようとすることができた。文字が浮かび上がってくる感覚をつかむことができた。イメージ記憶訓練では時間制限をかけて覚えることで、記憶力が向上したと思う」
E君は、最終日の倍速読書で文庫1冊をあっさり読み終えています。
『2冊目はゆっくり読んでくださいね』ということで、理解度A++になっています。
これも終了しています。このとき読んだ文庫は、『夜のピクニック』でした(前にも書きましたが、1冊目の本を紹介しないのは、40冊購入するのがもったいないためです。1冊目終了後のための文庫には、良書を1~2冊ずつ、たくさん揃えています)。
E君には、池袋本校に通ってほしいものです。
「量をこなして」、例のAさんのすべてのスコアを追いかけてほしいものです。
きょうでSEG「速読による能力訓練」D2タームが終了します。27名中1名の脱落もなく、教室を暑くしながら、目の前のトレーニングと格闘しています。4日目、初めてのロジカルテストBタイプ(通教ステップ3)で、10名が3分以内に終了していました。
1位は、1分44秒でした。
真
※クリエイト速読スクールHP
