2008-11-13
もっと早く平日の夜に受講すればよかったです
きょう11月13日(木)は、旧司法試験の最終合格者発表の日です。
今年は、9月の新司法試験合格者2,065名のなかに2名の合格者がいました。
旧司の門はどんどん狭くなってきていますが、毎年、この時期になると落ち着かなくなります。
昼過ぎ、生徒さんたちの「10回ごとアンケート」をめくっていたら、何年も前に司法試験に合格し、現在公務員をしているZさんの50回目アンケートを見つけました。
きょうまた手にしたのも、何かの縁かもしれません。紹介します。
「Zさんの50回目アンケート9/8」
Q.1 トレーニングを受けていて困っていることは?
A.1 ちょうど入会して1年ぐらいで50回受講することができました。
最も大変だったのは、定期的に通うことでした。最初の20回くらいは何が何でも週に1度通いましたが、やはり忙しい時はきつかったです。
1か月近く休んでしまったこともありました。
最後のほうは、このままではいけないと思い、有給や早退を使って平日に来たりしましたが、平日の夜は仕事帰りらしき人が多く、大変刺激になりました。もっと早く平日の夜に受講すればよかったです。
Q.2 トレーニングを受けて変わってきたことは?
A.2 新聞や、中身がだいたいわかればよいという文書には格段に読む時間が速くなりました。
仕事上必要な専門書や小説は、あいかわらずゆっくりかもしれません。
ただ、クリエイトに通って、対象ごとにめりはりをつけて読む習慣がついたと思います。また、今までは自分では手に取らなかった作家の小説を読む機会があり、読書の幅が広がりました。
最後になりましたが、親身かつ熱心なご指導ありがとうございました。
忙しいなかでも、Zさんはいつも「小説を読む」ことを心がけているのがアンケートから読み取れます。
人の人生を左右するようなハードな仕事をしながら、無理やり時間をつくってクリエイトに通っていただいていたようです
『キャリアが高まる1日15分 速読勉強法』のなかのインタビューで、もし公務員にお願いできるんでしたら、目を剥くようなキャリアの人たちが登場するんですが
ここに通う公務員のみなさんは、むかしから努力家です。
10年20年単位で見るとよくわかります。
真
合格者2209人に 旧司法試験は1%切る難関
法務省は13日、受験資格に制限のない旧司法試験の2008年度最終合格者144人を発表した。法科大学院修了者を対象とした新司法試験と合わせた今年の合格者は2209人となり、昨年より110人増えた。
旧試験合格者は目安だった約200人を下回り、合格率も0・79%(前年度1・06%)までダウンした。受験者数を母数とした合格率の記録が残る1989年度以降、1%を切ったのは初めて。
法務省によると、旧試験受験者は1万8203人(前年度2万3306人)。合格者は前年度より104人減った。
合格者の内訳は男性105人、女性39人。平均年齢29・75歳で、過去最高だった前年度の29・92歳をやや下回った。最年長が46歳、最年少は20歳。
