学んだことを自分なりに考え、数々のひらめきを形にしていく作業は楽しかった | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2010-03-24

『文演』情報

学んだことを自分なりに考え、数々のひらめきを形にしていく作業は楽しかった

  昨年12月5日(土)に終了した第51期(2009/9/26~12/5)文演アンケートです。

 第51期ラストアンケートは女性2名です。

 どちらも、この国を代表する企業の第一線で働いています。

 Hさんは、旧三公社営業企画。

 Nさんは役員秘書。

 Q.1は、割愛です。


 
      HさんNさんの文演アンケート



 
  Q.2 文章への印象
    Hさん ・今まで業務でのレポート作成を常々苦痛に感じていましたが、はじめてスラスラ書けるという経験をしました。受講中から意識改革が起きました。ちょうど、仕事で重要なレポートの締切が迫っていた時期でした。会社の上層部から内容を評価してもらえるか不安を抱えていました。しかし、いつもとは違い、文演で習った注意事項が頭の中にしっかりインプットされており、「こう書いたらダメ」、「これはおかしい」と第三者のように自分の文章を添削することができました。上手く言えませんが、文章を書くことが、不得意分野の作業ではなくなりました。こう思えるようになっただけでも、文演を受講して本当によかったです(後日、お蔭さまで、レポートは好評を得て、社内選抜制研修に参加する機会までいただきました)。

  
Nさん ・短い文章でも、自分の書くものには責任を持たねばいけないということを学びました。



   Q.3 「宿題」について
    Hさん 「授業前」
授業中に丁寧に教えていただいた基本の考え方に忠実に従うことを心がけました。また、要約することに捉われるのではなく、課題文章の最初から最後の段落までの中で、筆者が何を伝えたいのか? という文章の本質を掴むことを意識しながら何度も読み返しました。ただし、途中で、繰り返し読んでいると、その筆者の世界観に触れることに慣れが出てきて、わかったような気になり、大切なところを省いて要約しそうになりました。注意深さと根気強さが必要な作業に感じました

   Nさん 「授業前」・シンプルな課題のはずが、考えれば考えるほどわからなくなり、やりがいはあれど、難しかった。学んだことを自分なりに考え、数々のひらめきを形にしていく作業は楽しかった  
  


      Hさん 「授業後」 
・クラスのみなさんの要約を拝見させていただき、同じ課題に取り組んでも、結果は十人十色であることに感嘆しました。多くの時間を割いて課題に取り組むことはできませんでしたが、学生時代に戻ったかのように楽しく夢中になって完成させました。決して出来はよくありませんでしたが、解答を知り、虚をつかれたような感覚と、達成感と爽快感を得ることができました。最終回を受講してこその「文章演習講座」でした。

  Nさん「授業後」・よりよい文章にするためのアドバイスもためになったが、それぞれの個性が文章に宿るということを目の当たりできて、楽しかった

  

    Q.4 全体的な感想
    Hさん  
・「なぜ自分が文章を書くことを苦手だと思っているのか?」という問いに、自分なりの結論が出ました。私は、自分が言葉で表現できないことを、文章で伝えようとしていました。自分の知識不足や表現力のなさを隠すために、抽象的な表現、意味を理解していない難しい言葉を乱用していました。上手い書き手に思われたい、よく見せたいという小さなプライドが作用し、結果として、わかりづらい文章になってしまっていたのだと思います。文演では、時には簡潔でシンプルすぎるような言いまわしが、より効果的なニュアンスを持つことも学べました。言うは易く行うは難しです。今後もたくさんの読み書き経験を通して、「読むこと」と「書くこと」の両面から文章を楽しめるようになることが目標です。
 【最後に】かつてSEG生だった頃、松田さんの講座があったことを記憶しています。「何をするんだろう……?」と気になりつつも、受講しなかったあの頃を後悔していますが、今こうして、クリエイトの速読と文演に再び出会うことができ、通うべくして通っているのだなと思うと嬉しく感じています。

    Nさん 
・受講してみて、自分の文章に自信が持てるようになったわけではないが、正しい文章、よい文章がどういうものかを知ることができて本当によかった。18名それぞれの見解が興味深かった。1回お休みしてしまいましたが、あっという間の8回でした。


  
Hさんが通っていた高校は雙葉。15年もSEG生とつきあっていると、気が合う高校合わない高校とハッキリしています。女子高なら雙葉・女子学院・桜蔭・白百合・光塩女子・学習院女子……(女子は、それほど差ありませんが、男子はずいぶん違います)。Hさんから雙葉と聞いたとき、大きな納得感がありました。Hさんは、「お気に入り」のAさんです。

 Nさんの要約を見て思ったのは、世界的企業の役員秘書ともなると、ずいぶん隙のないものを仕上げることができるものだということ。「学んだことを自分なりに考え、数々のひらめきを形にしていく作業は楽しかった」という一文には、創造性も垣間見えます。だからこそ、つとまるという仕事なのでしょうが、すべてを備えていると思わせるひとでした。

 2人は対照的な性格でしたが、気が合うようでした。別々に速読にきて、教室でこちらに話したことは「メールしあってるんですよ」という同じひと言。2人がいてくれたことで、ずいぶん第51期文演は助けられました



 次からは、この前終了したばかりの第52期文演アンケートです。

  どんな個性的な文章が登場するのでしょうか。   



         
       

            ※クリエイト速読スクールHP

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