2013-03-02
現代文の成績も上がった
第58期(12/9/29~12/8)文演アンケートです。
きょうは、高2女子Mさんです。
Mさんは、昨年7月、SEGで夏期講習を受けています。
「今日やったことは全てが新しかった」と初日の記録カードに書き、講習終了2日後にはクリエイトに入会してくれました。
Mさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 もともと文章の読み書きが苦手で何とかしたい、と思っていた矢先、松田先生から文演を勧めていただいたのがきっかけです。この講座を通して、文章を書くことへの抵抗感がなくなり、少しでも読みやすく分かりやすい文章を書けるようになれたらよいな、と思い、受講する決心をしました。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 今までより文章の書き出しや筆者の主張、細かい表現を意識して読むようになりました。きっと、そのおかげで現代文の成績も上がったのだと思います。また、書くときも漢字の統一など初歩的なことは絶対に間違えないよう、気をつけるようになりました。他にも書き出しや段落構成にも意識するようになりましたが、なかなかうまくいかず、まだ勉強中です。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 文章の最初や最後に筆者の主張が書いてあることが多いので、その部分を繋げていけばできると思っていました。
A.3-2 「授業後」 実際、要約はそんな単純なことではないことを思い知らされました。大事な部分を全部書き抜いたつもりでしたが、抜けている箇所がいくつもあったり、枝葉の部分を書き抜いていたりしていました。また書き出しも読み手を退屈させるようなものになっていました。正直、自分に足りないものが多すぎて落ち込みましたが、何が欠けているのかを知ることができてよかったです。また、要約を通して、文章を読むときにどこに注意して読めばよいのかも分かった気がします。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 最初、文演で何をやるのか全く見当がつきませんでした。ただ、大人も受ける授業だからレベルが高いことをやるのだろう、と思ってはいたので、文章を読むのも書くのも苦手な高校生が授業についていくことができるのか、不安でした。けれど、授業で文章の批判をするときなどに、自分では気づかないことでも先生から説明を受けた途端に、不自然に見えてくるものがたくさんあり、新しい発見ばかりでした。その発見を通して自分の中に文章を書くときの基準ができたと思います。
今までの私は学校の課題で文章を書くとき、上手な子を羨みながら、ただひたすらやっつけ仕事のように書いていました。けれど、自分の中に基準ができたおかげで、文章を書くことへの抵抗感が薄れてきて、文章を書きやすくなったと思います。
学校行事やテスト期間に授業が重なる日もあり、忙しいときもありましたが、この講座を受けることができて本当によかったです。ここで得たものを基盤にしてさらに勉強し、速読やその他多くのことに役立てていきたいと思います。本当にありがとうございました。
「Mさんの特長は、自分の能力の高さとかには、ほとんど関心がないところ。隠しているとか、そういうものでなく、あまり自分に興味をもっていない雰囲気があ」るひとと、Mさんについて、2012-10-18「ロジカルテストが難しかったです」で書きました。
受講16回目でロジカルテストDタイプに突入した頭脳の持ち主ですから、ぼんやりしたひとではないのですが、おっとりのんびりしています

今年は、受験の年。部活もなくなるはずです。
自分の勘を信じて、教室に通い続けてほしいです。
なお、「Mさん」はSEG講習での連番のようなものです。
実際のイニシャルはMさんではないことを書き添えます。
真
※Mさんは、杏林大医学部に合格しました。
