2019-03-13
その一文が何を意味しているのかを考えるようになった
第71期文演(18/10/13~12/8)アンケートからです。
今回は、5名の生徒さんです。
50音順で、Aさん・公認会計士受験生、Bさん・飲料メーカー社員、Cさん・独立法人機構職員、Dさん・一橋大大学院生、Eさん・順天堂大医学部生となります。
Aさん. ・受講するまでずいぶん時間がかかりました。速読のスコアにも国語力にも自信がなくついていけるか不安がありました。しかし、もっと早く受講すればよかったと思います。読みにくい文章を見たときに自分に専門的な知識がないからなのか、それともそもそも悪文なのかに意識を払うことができるようになっただけでも十分すぎる成果です。 ・また、宿題では、同じ文章を読んだにも関わらずいろいろな要約があり驚きでした。優秀な方ばかりでしたが、人それぞれ感じ方は異なるのだと思いました。・試験勉強は常識を習得する過程だと思います。元々速く読むことができるようになりたいと考えて始めた速読ですが、精読の大切さを実感しました。答案用紙は行数制限があるので、どこまで書けばよいのかどこをカットすべきか、出題者の意図を考える上で要約は非常に参考になりました。それから補助教材のプリントや松田さんがお言葉がありがたかったです。受講する姿勢について、取り上げる文章を100回ぐらい読んでくるようにとおっしゃっていたのが印象に残りました。普段一応テキストを読んで講義を受けておりましたが、予習の段階でも何度も読むのが本来の心構えだと感じました。あっという間でしたが、毎回楽しく受講できました。松田さん、講師の皆様ありがとうございました。
Bさん. ・公私を問わず文章理解と構成における文章力全般の能力向上を目的としました。また、社内昇進試験を来年2月に控えており試験項目がケースワークを読み解き論文形式における回答が求められることから試験対策として受講しました。・これまで社内等で他人の文章について内容を読み解くことに集中し読み難さを感じても気にせずに流していました。今回、受講を重ねていくと他人が書いた文章を参考に改善すべきポイントを学ぶことが出来ました。更に文章構成におけるルールを学ぶことにより、次第に社内の発信文書が気になるようになりました。その文章を自身で要約してみたり修正することにより自身が社内文書作成時に配慮するようになり、他人の間違いを反面教師として自分が発信する文書に生かすことが出来ました。・講義中は回を重ねるたびに和やかな空気と緊張感が交差する雰囲気とを感じました。年代を問わず様々な方が参加していることが良い緊張感と刺激を受けたことから、自分に何が不足しているのかその場で気づき理解出来ました。要約に取り組む中で少しずつ面白くなり、のめり込んでいく自分の変化を感じました。 ・正直申しまして受講中は大変ですが、それ以上に自身のスキル向上の実感と、最後までやりきる達成感を経験できる意義のある講座でした。
Cさん. ・仕事で報告書を書く機会が多いという話をしたところ、松田さんに勧めていただきました。文章を書くことに小さい時から苦手意識があり、今でも文章(報告書、メール、手紙など)を書くことが苦痛なので、少しでも苦痛を感じずに、自信を持って書けるようになれたらいいなと思い受講しました。・文才がある人は考えずにスラスラと書けるのかとずっと思っていましたが、いろいろなことに気を配りながら、試行錯誤しつつ書いていることが分かりました。プロの人たちでさえそうなのだから、私が頭を抱えながら日々文章を書いているのは当たり前なんだと思うことができました。・文章を書くときのコツについて、ひととおり学べましたが、これは文章を書くという(修業みたいな)沼に、一歩足を踏み入れただけの状態なので、スキルアップするためには自分で修業していかなければいけないんだなということを痛感しました。いただいたプリントを読み返して、日々の仕事に生かしていきたいと思います。どうもありがとうございました。
Dさん.・文章を書くことに苦手意識があったので、文章を上達させたいと思っていた。文章を書く際に、すらすらと書いていけるようにもなりたいとも思った。自分は語彙力が不足していることがうまく書くことができない一因とも考えていた。・文演を受けたことによって、その一文が何を意味しているのかを考えるようになった。文章を書くときも、構造・字数・内容をあらかじめ決めることで、以前より書くことへの苦手意識が軽減された。・小説やエッセイなどを使っての文章の説明が非常に勉強になった。授業のなかで必要・不必要な文章が浮き彫りになっていったのは、どんな文章にも構造があるという点で、感動的であった。・文演で学んだことの一つは、文章は耳障りがいいからという理由で、ただなんとなく使ってはならないことである。その文章の構造・テーマに合わせて、一文の形容詞・副詞・名詞などを使っていけるようにしたい。・最終回後の、他の参加者との歓談が刺激的だった。速読に50回以上通っている、私より若い方々が何人もいた。より自分を成長させようとする意欲に感嘆するとともに、私の意識の低さを恥じた。2月中には受講回数を50回超えるようにしたい。
Eさん.・学校の国語の記述や要旨まとめが苦手なので、文演を受けて、文章の書き方など様々なものを吸収していこうと思い受講させていただきました。・文章を書く際、今すぐにできることだと思ったので意識するようになりました。それらををひっくるめて、読者にいい印象を与えられるよう思いやりを持って文章を書くことが大切だなと思いました。・宿題に関しては、最初の提出時に松田先生が私の目の前で余計な部分をたくさん消されていた時は、これが今の実力なんだと思い凄く落ち込みました。このままではいけないと感じ、2回目の提出時はこれよりずっとずっといい要約を作ろうと思いました。まだまだ足りない点はありましたが、これまでの人生で初めてと言ってもいいくらいしっかり要約と向き合えた時間でした。また、他の人の要約を見て、今の自分には何が足りていないのかや、どうしたら完璧な要約に近づくのか、などたくさん考えさせられ、吸収できるものはたくさんメモをとって吸収しました。・最後に、文章の書き方など普段学校では学べないことを学ぶことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。若いうちにこのような経験をすることができ、得したなと思います。三カ月間、文章を書くのがヘタクソな私に丁寧な指導をしてくださりありがとうございました!!
速読の現受講回数は、Aさん再入会94回・Bさん11回・Cさん21回・Dさん50回・Eさん56回です。
Aさんは10年前の生徒さんです。そのときは受講9回。1年半前にユーキャン受講、全55回完走。その後、再入会。ようやく文演を受けてくれました
Bさんは、文演のためにクリエイトに入会したはずです。実際は、アラフォー後半戦ですから脳トレのために速読が最優先かと思います。
Cさんは、最終回を海外出張で欠席しました。最終回欠席3名でのアンケート提出が2名もいたことが、第71期文演受講生の質の高さを証明しています
また復活してくださいね。
Dさんは、すでに一度登場いただいています。関心ある方は、宝探し気分で探してみてください
きのうが受講50回目でした。「もう更新しています。やっとスタート地点に立ちました。一緒に文演受けたKさんのようにちゃんとブログ読みながら通うべきでした。そういえば、松田さん、体験レッスン後にブログ参考になると話していましたよね」といって、エレベーターに入って降りていきました。
Eさんの「凄く落ち込みました」は、最初のお試し提出の場合は、そのひとの文体に合うようその場で全員に赤ペンを入れます。「落ち込み」は、まったく不要です

第73期文演は、1か月前倒しし、9月7日(土)~となります。
申し込みは、4月1日(月)からです。
10代のみなさんは、このひとの文演アンケートをご覧ください。
同じ年頃で、このぐらい骨太な文章を書けるひとがいます。
真
※クリエイト速読スクールHP
