2015-09-13
個々のペースでやっていいというスタンス
2012-06-10「読書が苦手ではなくなった」のI(アイ)さんのその後です。
2009年からの受講ですから、もう6年半になります。
まず、Iさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートのコピーです。
「Iさんの体験レッスンアンケート09/1/18」・多少疲れたが、楽しかった。・帰りに読んだパンフレットが、とてもすらすら読めたのには驚きました。
「Iさんの体験レッスンの主な数値09/1/19」たてサッケイド17 数字ランダム20・17 漢数字一行〇→180、四→155、一→104 たて一行ユニット40・34 スピードチェック23(1分)22(1分)ロジカルテストAタイプ16/16(3分)8/9(3分)イメージ記憶14/40(2分)28/40(2分)初速750字/分
Iさんの受講80回~140回アンケートと、最新スコアです。
「Iさんの受講80回目アンケート12/10/21」
マイナス・スピードチェックの数字がなかなか上がらない。・ロジカルテストにコツがあれば教えてほしいです。
プラス・新聞や本を読むことが苦痛でなくなった。
「Iさんの受講90回目アンケート13/3/3」
マイナス・目を動かすのは速くなったと思うのですが、中身がなかなか頭の中に入りません。あと、集中力がないのも、だめな所だと思います。
プラス・歳をとっていろんなことが衰えてきているので、訓練が良い頭の体操になっていると思います。
「Iさんの受講100回目アンケート13/6/30」
マイナス・記憶力を使うトレーニングが上手く出来ません。
プラス・日常でも記憶力の衰えを感じるのですが、ここでのトレーニングで少し予防できています。
「Iさんの受講110回目アンケート14/8/3」
マイナス・イメージ記憶で、なかなかイメージが湧きません。
プラス・(未記入)
「Iさんの受講120回目アンケート14/10/18」
・訓練の数字は上がりませんが、それでもほんの少しずつは良くなってきていると思います。なかなかスクールに来ることが出来ませんが、受講するのはとても楽しいので、これからも出来る範囲で続けたいと思います。
「Iさんの受講130回目アンケート15/5/6」
・「サッケイドシート」目を速く、広く動かす訓練で、このお陰で格段に速く読めるようになりました。・他の最初の訓練、ランダムシートやたて一行ユニットも、これらが出来ればもっと読むことのスピードアップが出来ると思うものの、なかなか上手く出来ません。ただ、ほんの少しずつですが、慣れてはきているので頑張ろうと思います。
「Iさんの受講140回目アンケート15/9/12」
・歳をとっていくにつれ、記憶力が低下してきているのですが、後半のトレーニング「スピードチェック」「かなひろい」「ロジカル」「イメージ記憶」などは、良い頭のトレーニングになっていると思います。・トレーニングの数字はほんの少しずつしか伸びませんが、受講することは楽しいので、これからもよろしくお願いします。
「Iさんの受講140回目の主なスコア15/9/12」たてサッケイド120 数字ランダム28・25 漢数字一行〇→1,620、三→450、一→160 たて一行ユニット54・60 スピードチェック36(1分)34(1分)ロジカルテストCタイプ30/30(2分57秒)30/30(2分50秒)イメージ記憶8/40(1分30秒)17/40(1分30秒)倍速読書『わたし時間の~』3,000字/分・理解度A「今日は体調が良くなかったので全体的に数字が伸びませんでした」
Iさんは、文演も受講しています。
第62期(14/9/27~12/6)文演受講生でした。
アンケートは3か月遅れ提出のため放置状態になっていました。
Iさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 私は、文章を読むのも書くのも苦手です。読むことについては非常に時間がかかり、仕事に必要な新聞さえも溜めて苦になることがあるため速読を習い始めました。スクールに通い、読むことについては少し慣れてきたのですが、相変わらず文章を書くことには苦労していました。そのため、以前から文演には興味があったのですが、参加者のレベルが高そうで自分からやってみるとは言えずにきていました。今回、松田先生に声をかけていただき、幸い期間が丁度仕事が一段落つきそうな時期にはまっていたこともあり、受けてみようと思いました。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 前半の講義では、文章を書くことについて当たり前に守らなければいけないことを疎かにしているということがわかりました。文章を書くことについては具体的に教えてもらったことがないので、改めて気がついたという感じです。他には、構成や長さが重要であるということで、私の中では大きな発見でした。いただいたプリントにも記載がありましたが、自分が要約をしていく中でも痛感した点です。現在の仕事においては、社内の連絡文などを自ら作成したり、他の人の原稿チェックをすることがあるのですが、今まで意識していなかった部分についても目が向き、改善、指導することができるようになりました。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 最初は、自分が重要だと思ったところを抜き出し、それを繋げて作りました。自分が重要と思いテキストに線を引いた部分を何回も見直し、バランスに気をつけて、最終稿を作成しました。結果、初稿からは格段に良くなっと思いました。ここで、文章の構成(ボリューム)は重要であると再認識しました。
A.3-2 「授業後」 最終回の講義では、全員の要約について全員の前で一人ずつ松田先生が解説してくださいましたが、他の人の作成したものを見るのも勉強になりました。思ったより色々な形があり、一人ひとりの感じ方の差が大きいことや文章の難しさを感じました。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ずっと緊張しながらの参加でしたが、授業は新鮮だったので毎週楽しく通うことができました。意見はほどんど言えなかったのですが、先生も「無理をしなくてもいい」と言ってくださり、聴くことに専念させてもらえたことも、最後まで出席でできた理由の1つだと思います (62期は比較的大人しかったようで、たまに発言が出なかったときもあり、そんなときも意見が言えなかったところは大変申し訳なかったと思っていますが、あの場では思いつかないことばかりだったのでお許しください)。とりあえず、貴重な講義をやり終えたということで満足感はあるものの、成果物としては1回の要約をしただけでもあるので、速読と同じように日々訓練をしていくことが必要だと思っています。文章を作成する時間は短縮されていないなど、自分においてはまだまだ課題も沢山あると思っています。速読も亀のような進み方しかできていませんが、並行して文章作成のスキルも磨くようにしていきたいと思います。
<最後に>私は地方で働いていたのですが30歳も半ばを過ぎたときに東京で仕事をする機会があり、その際に転職しました。地方でのほほんとやっていたので、東京で働くにあたって周りの人がしっかり勉強をした人ばかりとなり苦労しております。何かせねばということで速読スクールを見つけ通っています。スクールも鋭い人ばかりで肩身は狭いのですが、先生をはじめ講師の方も皆親切で、個々のペースでやっていいというスタンスなので、とても助かっています。速読スクールは私にとって非常に有り難い出会いでしたが、文演についてもなかなかない貴重な教室であり、速読以上に出会えて参加できたことに感謝しています。 参加についてはお声掛けくださり本当にありがとうございました。
2009-01-21「本・活字を読むのが苦手で、仕事や勉強に困っている」・2010-06-13「すべて合格しました」・2012-06-10「読書が苦手ではなくなった」が、Iさんに関するブログです。
受講50回までは全力疾走したほうがいいと思いますが、あとは「個々のペースでやっていいというスタンス」です。
Iさんは、月2回ペースでの6年半。
しっかりとIさんペースでした。
ストレスなく継続できることが何よりです。
真
