自分が正しいという先入観を捨てるべきだ | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2020-12-13

『文演』情報

自分が正しいという先入観を捨てるべきだ

   第74期文演20/2/29~10/17アンケートからです。

   きょうは、IT企業に勤務するHさんと再入会のUさんです。

   まずHさんから。



     Hさんの文演アンケート




Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 仕事でチャットやメールでやり取りすることが多い、また、他の人が読んだときに分かりやすい文章を書きたいと思ったため。


Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 言われてみれば当然だろうと思える指摘こそ、自分では気づけないことが分かった。


Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」段落の分け方は、要約を始める段階ですぐに決められたと思う。あとは、要約に必要な文章を抜粋すれば、字数制限にそれほど悩まされることはないと考えていたが、この考えは甘かった。課題を何度も読み返していると、どれもが重要な文に見えてきて、ある文を選んだら、別の文を選ぶ。そうすると字数制限を超えるため、選んだ文を削るという行為を何度も繰り返すことになった。他にも一般例と具体例をどのように配分し、要約に取り入れるか悩まされた。一般例を書いたら、次は具体例を書くように心がけていたが、どちらかが抜けているのでは? という疑念が残っている。結果、要約を2回提出したが、いずれも4時間ほど時間を要してしまった。


A.3-2「授業後」自分の書いた要約は、必要な内容を抑えていると思っていたが、他の人の要約を読むと、そうではないことに気づいた。原文から必要な内容を抜粋する着眼点は、自分が正しいという先入観を捨てるべきだと思った。


Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4
要約が1回ではなく、少なくともあと1回はあると良いと思った。授業が進んだ後で、初回とは別のテーマで要約したとき、自分で気づけることが他にもあったかもしれない。

 「要約が1回ではなく、少なくともあと1回はあると良いと思ったは、最初から「1回」とわかっていますから、そのなかで全力を尽くすにはどうしたらよいかを考えるべきでした。ただ、本人のぼやきに比して、要約自体はよくできていました。85点

 
Hさんの速読は、まだ8回。第15回初級朝トレが最後です。

  それほど遠方ではありませんから、しっかり通ってほしいです。

 2019年9月22日の入会申込書に「瀧本哲史さんが過去に受講されていたから」と、その他欄にわざわざ記入しています。あの瀧本さんでさえ、80回受けているわけですから、200回ぐらい通って、能力の底上げに精を出してほしいです。まだアラサーに突入したばかり。まだまだこれからです。

  これまでの「先入観を捨て」て、これから腰を据えて取り組んでほしいです。
 

 多少キツいことを言えるのは、やはり、メールでのやり取りがあるからです。




 次はUさんです。

 Uさんは2013年3月31日に入会し、5月1日までの1か月に38回受けています。

 北海道に転勤が決まって、旅立つ前日まで教室に通っていたひとです。当時、37歳でした。

 昨年、11月30日に突然現れ、「今週月曜日、本社に戻ってきました」と再入会しました。44歳。

 コロナ休校前までに45回(20/3/22)受け、9/13に復帰し49回まで(20/11/8)受けています。




     Uさんの文演アンケート





Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 以前から、この講座があることを知ってました。自分は文章が苦手でしたので、松田先生から声をかけて頂き、文章の作成も読書の理解度も改善できたらと考え、参加を決めました。


Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 文章は自分が思っていたより、難しく、緻密なものでした。自分の書く文章は曖昧で、無駄も多く、読みづらいものでした。 意識が低かったと思います。

Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」
取り組んでみて、自分が納得出来るようなものにはなりませんでした。ある程度は書かれておりましたが、自分は理解力が足りず、十分ではありませんでした。


A.3-2「授業後」他の人と比較し、自分の文章が如何に読みにくいものだったかと感じております。中盤までは必要な言葉を削り、ごつごつした感があり、最終段落では、要約をやめてしたった感があります。先生からも理解力が不足していると指摘され、速読の受講を続けるように言われましたので、改善出来るように頑張りたいです。 

Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4
要約に出された文章は非常に役立つことばかりで、とても勉強になりました。これまで文章を書く上で、何か準備をするということはありませんでした。今回の文演を通じて、改めたいと思います。先程触れましたが、文章が難しいものだと再認識しましたので、自分が書く文章は出来るだけ読み直し、ていねいな文を心掛けたいです。


  Uさんの要約は、序中盤と問題なく、最後の着地に失敗していました。

 
  速読でUさんの様子を見てきていますから、また堅実さも知っていましたから、ラストの数行のダラダラ感には驚いたという次第です。「理解力が不足していると指摘」ということではなく、何で手を抜いてしまったんだろ~と問い詰めました


 Uさんと話していると、何よりもコロナで周囲に迷惑をかけられないという意識が強く、落ち着くまではちょっとしばらく再開できなさそうです。




 第75期文演は、きのう第4回に初の欠席者が出ました。

 大学院生Tさんです。

 「研究室のミーティングが長引いてしまって、教授の拘束から今解放されました」と20時51分にメールが届いていました。つまらないのかな~と心配しましたので安心しました(Tさん、本日5限に受けにきました。「弁解になりそうですが、授業楽しんでいます。海外生活が長いということもありまして。10月から始発で出て終電で帰る毎日です。カレンダーがアタマのなかから消えてます」とのこと。何を書いてもいいですメンバーになりました
 




          ※クリエイト速読スクールHP

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