時間をかけて書き、何度も見直した | 教室ブログ by クリエイト速読スクール

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2010-03-09

『文演』情報

時間をかけて書き、何度も見直した

  昨年12月5日(土)に終了した第51期(2009/9/26~12/5)文演アンケートです。

  KさんSさん、男性2名のコメントです。

 質問は、Q.1受講目的 Q.2文章への印象 Q.3「宿題」について Q.4全体的な感想の4つ。

  Q.1受講目的 

    
 K 文章の基礎を学びたかったから。

   S 第一に、もともとは大学院の入試対策として受講した。しかし、就職することになり、大学院には行かないことになった。第二に、生活の中で文章を書く機会があるため、上手に書けるようになることを目指して受講した。
 
  
Q.2文章への印象

    
 K 
文章には、性格が如実に表れてしまうことを実感した。自分の文章を読み返すまでもなく、これまでどんな理由で文章を書こうとしたかを思い返すと、自分の至らなさに呆れてしまう。
 月並みな意見かもしれないが、文章とは、自分自身との対話だと思った。続けていけば、自分がいかなる人物であるか知っていくことができ、怠れば、自分の身の丈をわきまえない言動をしてしまいかねない。だからといって、文章に携わっていない人が皆、後者だと思わないが、少なくとも私にとっては、文章は自分の恥ずべき点を把握できる方法のひとつだ。

   S プロが書いた文章と素人が書いた文章との違いを理解できるようになったと思う。文章を書く際は、今まで以上に気を引き締める必要があると感じた。
    
 
 Q.3宿題について 
    
   K「授業前」  考えた構成通りに必要なものを抜きだすことが出来なかった。結果として、全体を見渡す目が欠けて、まとまりのないものになった。他の方のものと比べてみると、自分のよくない部分がたくさん見つかり、後悔が絶えない。


      「授業後」  要約するときに、どのような頭の使い方、というかどのような要約をすべきかは、頭では理解したが、覚えたかと言われれば、口をつぐむしかない。
 だが、大学などのレポートを書いていると、どのような構成をするのかを注意深く考えるようになった。要約ができるようになったとは思わないが、文章を書くときの一歩目は踏み出せた気がする。


   「授業前」 
時間をかけて書き、何度も見直したが、よくできている自信がなかった。模範解答がどのようなものか気になった。

   「授業後」自分では気づかなかった点を指摘されて、欠点が少し分かった。書いた文章の批評を繰り返し受けることでさらに上達できると思った。
   
  Q.4全体的な感想  

  K ふだん大学の授業を聞いているせいか、自分の主張みたいなものを、松田さんは時々隠していると感じた。いろいろな立場を考慮した上での大人の対応だとは思うが、好き勝手に語る大学の教授のようなスタンスの話も聞いてみたかった。 

   S 
大学院に行かないことになり、はじめは文演を申し込んだことに少し後悔した。しかし、文演以外で文章を書く機会があり、そこで文演で学んだことを活かすことができたので、受講してよかったと思う。ありがとうございました。


 Kさんは、明大文学部の学生。
 「90分間、集中力を持続させるのが、これほど困難なことだとは思わなかった。ただ、トレーニングを受けてみると、頭を使っていると実感できて、続けていけば鍛えることができる気がして、楽しかった」が、入会直前の
体験レッスン感想。文演に関するコメントも内省的で、本好きの一端は垣間見られるのですが、体がついてこないのがまだまだ。
  「続けていけば鍛えることができる気が」を「」だけで終わらせないで、
徹底して教室に通ってほしいものです。
 文演と速読への、
伯母さんの受講料支払い(シッカリもらいました)をムダにしないでくださいね。あなたには、文演より速読のトレーニングが、1,000倍重要です。もっとかもしれません


 Sさんの要約は端正なものでした。論理展開に乱れがなく、一読してわかる文章でした。そんな、よくできるひとほど「時間をかけて書き、何度も見直し」ます。文章で他者に伝える技術をもっています。
 「生活の中で文章を書く機会がある」という文章群を、ぜひ読んでみたいものです。


 2人とも若いから口数が少ないです。内側が饒舌なほど、語ることばは少なくなってしまう時期があります。     

 

 

 

              ※クリエイト速読スクールHP

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