2007-02-03
ユーキャン「TOEIC(R)テスト対策講座」
今年1月から、生涯学習のユーキャンより新講座『TOEIC(R)テスト対策講座』がスタートしました。
2年半ほど前、ユーキャンのスタッフと打ち合わせをしていたときのこと。
「速読」についての話が終了し、お開きという段になって、要約すると下記のような話が持ち上がりました(その日の本題はこのことだった
)。
1、いまユーキャンでは、TOEIC(R)の講座を企画している。
2、調査の結果、非常によいTOEIC(R)テスト対策の専門学校が見つかったが、代表者がまったく気乗りしていないので難航している。
3、ユーキャンとしては、クリエイトといっしょにつくった『新・速読』を持参してこういう良質な教材を製作したいと、先日再度依頼した。すると、代表の中村紳一郎先生が『僕、クリエイトに昔通っていましたよ』と話し出した。ユーキャンとしては想像もしていない展開だった。
4、できたら、一度中村先生と会って、ユーキャンについて松田先生の感じたままでかまわないから話してもらえないか。
こんな話だったと記憶しています。
こちらの回答は、『会って話すだけならお安い御用。どうせ難航しているなら、こちらが話してさらに悪くなるものでもないはず。条件はひとつ、もし完成した暁にはクリエイトに一台贈呈してほしい。ひとつの教材が出来上がることに多少関わったということで』
というようなアッサリしたものでした。
十数年ぶりに中村氏と会って、旧交を温め、さっそく本題に。
中村氏の一番の心配は、全身全霊を傾けてきた自分の仕事を、いわゆる儲けることしか考えない「業者」に勝手なことをされ、最後には食い荒らされるのではないかというようなものでした。
じつにもっともな話です。
1、まったく心配無用。企画から営業までスタッフは驚くほど優秀。高度なモラリティを感じさせる。
2、最後は、中村さんの方にちゃんとしたノウハウがあるかが問われるはず。
3、契約は慎重にすべき。もし、必要なら弁護士、弁理士を紹介する。
4、「業者」という考えは棄てるべき。利益追求の前に、高品質なものをつくりたいという相手の志を汲み取るべき。
かいつまむと、きっとこんな話をしたはずです。
もちろん、こちらの数時間の話だけで好転したと思うほど人はよくありませんが、「最新のユーキャン情報が、かつて通ったクリエイトの松田さんから得られたのは良かった」と中村氏のひとことが耳に残っています。
そして、いつの間にか速読の担当者がTOEIC(R)の担当者になったのも何かの縁かもしれません。
ユーキャンのTOEIC(R)テスト対策講座。
これから、初めてTOEIC(R)のスコアアップを考えている方には、きっと良心的な教材になっていると思います。
最強タッグがまたひとつできたはずですから。
ただ、クリエイトには、650点コースの後半が完成(3月)していないのでまだいただいていませんが
真
