2014-06-06
ビジネス書だけでなく小説も読むようになり、幅が広がった
Sさんは30代の男性です。
今年の2月21日に体験レッスンを受け、2日後に入会しました。
まず、Sさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートです。
「Sさんの体験レッスンの主なスコア14/2/21」 たてサッケイド20 数字ランダム19・20 漢数字一行〇→205、三→108、一→80 たて一行ユニット33・32 スピードチェック22・24(1分) ロジカルテストAタイプ22/22(3分)29/29(3分)イメージ記憶17/40(2分)、29/40(2分)初速1,029字/分 理解度B-
「Sさんの体験レッスン(入会時)アンケート14/2/23」 ・「体験感想」目がかなり疲れた。・周りの人のスピードが速く、驚いた。・「入会を決めた理由」効率的に勉強、読書したいと思ったから。・読書だけでなく、処理能力が上がる期待がもてたので。・仕事にも役立ちそうだと思ったから。
2月2回・3月17回・4月15回・5月15回の計49回。
2日に1回ペースで通っています。
以下は、Sさんの受講10~40回目アンケートと、最新スコアです。
「Sさんの受講10回目アンケート14/3/11」
マイナス・基礎トレーニングで、正しい見方がよくわからない。様々な方法を試してみたが、効率的な方法が分からないため混乱中。・倍速についても、あらすじがわかる程度に読んでいるものの、細部まで読み切れていない。回数を重ねれば細部も理解できるのだろうか。
プラス・本の読み方も様々な方法があると分かった。小説等イメージしやすい本については読む時間が短くなった。専門書についても今後スピードが上がるよう努力したい。
「Sさんの受講20回目アンケート14/4/3」
マイナス・トレーニングの種類によって苦手意識がついている。克服するために、どのように取り組めばよいのかわからない。・数行まとめて読むことでも、内容を理解できているような気がしているが詳細まで理解できていない。このまま数行まとめて読み続けてよいのか分からない。
プラス・毎日本を読むことが習慣になってきた。・ビジネス書だけでなく小説も読むようになり、幅が広がった。
「Sさんの受講30回目アンケート14/4/23」
マイナス・各項目の記録が一進一退を繰り返し、成長が感じられず、焦る。・過去の読み方とは異なる読み方を実施している(斜め読みに近い)ため、詳細を理解できていない。
プラス・仕事をする上で、今までよりも、考えを整理しながら会話ができるようになった気がする。・先入観が結果に大きく影響を及ぼすことがよく分かった。フラットな気持ちで取り組むのはまだムズかしいです。
「Sさんの受講40回目アンケート14/5/12」
マイナス・集中にもレベルがあって、完全に没頭しているときとそうでないときに分かれる。意識的に完全に集中することができていない。・トレーニングの中でどの程度までラフに実施してよいのかが分からず、毎回基準が異なっている。
プラス・会議において、話したい本質を見失わずに、ロジカルに話を構築しながら伝えられるようになってきた。
「Sさんの受講49回目の主なスコア14/5/29」 たてサッケイド60 数字ランダム49 漢数字一行四→5,830、一→1,170、八→375 たて一行ユニット73・70 スピードチェック39(1分)37(1分) ロジカルテストDタイプ22/22(3分)18/22(3分) イメージ記憶16/40(1分)、30/40(45秒) 倍速読書『風が強く吹いている』10,200字/分 理解度A-「ロジカルはコツをつかんだと思ったら、全然だった。力まず取り組むのがとてもムズかしい」※漢数字一行・スピードチェックは、前回のスコアです。
毎回ていねいに、自分の調子や気づいたことを記録カードに記入しています。
ロジカルが早いうちにDタイプに突入するというのは、この企業グループ社員の特長です。
「混乱中」「わからない」「成長が感じられず、焦る」「詳細を理解できていない」と慎重派のSさんですが、実際はとてもよくなっています。
Sさんの体験レッスン時の読書速度(「少し早めに読んだ」とのことです)は、1,029字/分・理解度B-。それが直近49回目は、10,200字/分・理解度A-に。理解度も上がっての10倍速ですからまったく問題ないのですが、生徒さんは欲張りになっていきます(いいことですし、習い事ではよくあることです
)。ただ雑になっているだけなのではと不安なときは、倍速『風が強く吹いている』の作家の別の作品を1/3の速度で読んでみるといいと思います。3倍遅く(かつ集中して)読んでいるわけですから、3,000字/分前後になるはず。ゆっくり読んでいますから、理解度は当然A+かAになります。
たかだか3か月で、1,029字/分・理解度B-が3,000字/分・理解度Aとなったわけですから、頑張ってきたトレーニングに自信をもっていいのではないでしょうか。シンプルなサッケイドシート&パターンシートトレーニングだけでなく、理解・記憶のトレーニングをしてきたことの積み上げが、このようなかたちで現れてきています。逆にいうと、3,000字/分・理解度AorA+の読書スコアを高くするには、中盤の内容をよくすることと、10,200字/分・理解度A-の読書スピードを上げることが必要となってきます。
体験受講時は「週1回程度」と考えていたSさんがブログなどに目を通し、集中的に通ったことも功を奏しました。
Sさんは秋からの文演を申し込んでいます。
ブログを読み、時間をぬって教室に通い、できたら文演も受講してというコースをたどっていただければ、読み書きソロバンのうちの2つをビルドアップできることになります。
真
※クリエイト速読スクールHP
