2017-03-22
「まだ行けるんじゃない、自分」という希望、
SEG春期講習C3ターム(3/13(月)~3/17(金))アンケートからです。
新高2女子のAさんです。
本人意思での受講です。
■まず、こんなに疲れるとは思わなかった。毎日、眼球が痛くなるし、手首はペンを離すとフラフラだし、脳は半分放心状態。筋トレとか、ストレッチとか、ランニングとか、そういう場面での自分の体の限界は体験したことがある。おそらく誰でもそうだと思うけれど。でも、脳ミソの限界はきっとはじめて。自分の脳、いつも怠けているんだなあと感じた。ただ、限界、というのも少しちがうかもしれない。これに関しては、少なくとも自分の想像できる、または「なりたいな」と思える範疇では可能性は限りなく100に近いんじゃないかと思う。毎日毎日数字で結果が出る。とっても伸びるときもあれば減るときもあり、正直一喜一憂という感じ。でも、絶望は一度も感じなかった。「まだ行けるんじゃない、自分」という希望、悪く言えば「努力と肉体的訓練してれば伸びるに決まってんだろーなー」という謎のナメがモチベーションになった。もともと負けず嫌いの私にとって、同じ教室の人たちプラス過去の自分という強敵がいる環境は、刺激的だった。一生モノの体験だったなあと思う。とても楽しかった。
「Aさんの最終5回目の主なスコア」よこサッケイド48 数字ランダム42・40・40・40 数字BP23-2(1分)37-3(2分)漢数字一行三→540、一→405、九→293 たて一行67・62 ロジカルテストCタイプ18/22・23/24 スピードボード5×518/20・19/20 イメージ記憶14/40(20秒)26/40(20秒)倍速読書6,300字/分・理解度A+―O校 新高2女子―※サッケイド・ランダムは、前回のスコアです。
サッケイドが「よこ」になっているのは、遅刻のためです。数字ランダムもそうです。
「謎のナメがモチベーションになった」の「ナメ」とは何か、いまだにわかりません
楽観ということでしょうか。
以下は、Aさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 1,895字A- 「漢数字一行では数字が浮いていることをイメージしてからやったらやりやすかった。サッケイド2回目では自分の眼球が動くのを感じた」(数字ランダム18・21・23 スピードチェック31・35・35・37 イメージ記憶34/40(2分)39/40(1分))
2. 4,200字A- 「サッケイドシートは横になると少しやりづらかった。イメージボード明日は◎をとりたいと思う。速く読んでも思った以上に意味がつかめた」(スピードチェック35・34 ロジカルA30/30(2分45秒)・29/30(2分37秒)イメージボード●△●△)
3. 5,600字A-- 「速く読もうとすると、意味をとらないことを逆にイシキしすぎてしまうので、その後普通に読んだときに思ったよりもスラスラと読めた」(スピードチェック36・40(58秒)ロジカルA32/35(3分)・34/38(3分)イメージボード△◎△●)
4. 8,400字A- 「ランダムシートの横幅くらい視野が横に広がった。と思ったので、タテ方向にも広げたいと思った。明日はイメージボード全問正解したい。速読をしていると脳みそが煮えくりかえる感じ」(スピードチェック40(60秒)・40(55秒)ロジカルB26/30(2分40秒)・25/30(2分48秒)イメージボード◎◎○◎ イメージ読み109個(1分))
5. 6,300字A+ 「九のゲシュタルト崩壊が甚だしい。スピードボード5×5はいちいちパネルを見直さなくてはいけない。脳の両側に車輪がはめこまれていて火花を散らしながら回転しているようである……」(スピードチェック英単39・40(56秒)イメージボード◎◎◎◎)
「煮えくりかえる」のはハラワタですから、「脳みそが」沸騰する「感じ」でいきましょう
バランスよく、すべてができています。
受講前の速読への印象は、「大変そう。ひたすら読みまくるもの。でも行けば速くなるだろうなーとは思った。何をするのかについては全く想像がつかなかった」。
受講目的は、「本を読むときにもっと速ければもっと読めるのになあー。と思ったから。また、英語の本だと、目で単語を見るスピードに脳が追いつかないことがあってじれったく思ったから」。
効果的トレーニングは、かなひろいとロジカルテスト。
理由は、「かなひろい:本を読むときに、しっかり文字を読むことと速く読みながら内容をつかむことは重要だと思うから。速く読んでいても、「えと、10ページ前って何言ってたっけ」となったらタメにはならない……。ロジカル:どの方面にも役立つ訓練。国語・英語の長い文を読むとき、数学の解法の筋道を考えるとき、時事問題に対して自分の意見を組み立てるときetc……」。
好きな分野は、「(分野といえるかわからないが)人間の弱さをありありと描いているもの。+ちょっと変なユーモア」。
おもしろかった作品は3日目のプリント。理由は、「爽快な語り口。なのに一つひとつのエピソードが「じんとくる」ポイントをもっている」。
Aさんは、このB4アンケートを20分で書いています。
短い文をたたみかけ、16歳とはとても思えない内容の詰まった文章です
真
※追記:Aさんは、東大理科Ⅰ類に現役合格しています。
※クリエイト速読スクールHP
