2010-05-19
ヒメイ
個人的な話で恐縮ですが、きょうで入院4日目になります。
備忘録的文章です。デスマス・ダデアル、混用です
16日・日曜4時すぎ、会社のトイレでギクッときて身動きとれなくなる。必死にスラックスのベルトを締めたあと、なんとかドアを開け『クワタさ~ん』と悲鳴。
ここ最近、腰を曲げながら仕事をしていたのを知っているため、また、朝の話題にもなっていたためクワタさんらは、すぐに異変を理解(十数年前初めてのぎっくり腰も会社のトイレでした。そのときは食後、歯を磨いているとき。看護師さん情報によると、ぎっくり腰はトイレ内とくしゃみが多いそうです)。
事務室まで椅子に乗せて運んでもらい、(自分で)119番。
電話の途中、このままだと救急車の到着と生徒さんの入れ替えが重なり、レッスンに支障をきたすと気づき、『5時すぎに来ていただけませんでしょうか』と間抜けなお願い。
「救急は予約できません。5時過ぎても状態変わりませんでしたらもう一度お電話ください」と、こちらを思いやった言い回し。
しかし、こんなときにかぎり、事務室は大忙し。椅子に腰かけたままに、入会手続き事務など。手首だけを動かそうとしていた記憶あります。暑くもないのに、アブラアセというか冷や汗が止まりませんでした。
5時からの生徒さん、受講証を差し出すとき、こちらは立ち上がらず(立ち上がれず)、エラそうに座ったまま手を差し出していました
5時すぎ。カウント呼吸に入ったのを確認して119番。
救急隊員来室。
事務室内、無線音などで一時騒然。
受講生のみなさん、すみませんでした
その後の、救急隊員のプロフェッショナル的対応に感銘(ここは後日、機会あれば書きます)。
都内の救急指定病院に搬送。
レントゲン後、一般病棟が満室のため差額ベッド代がかかる個室に。ふだん、つましい暮らしをしているため、(救急車内で問われたとき)一片の迷いもなく承諾。
ストレッチャーからレントゲン台。レントゲン台からストレッチャー、そして個室ベッドへ。今回の一連の痛みで最大のものは、病院についてからのこの時間でありました(迅速性が使命のようなもの。仕方ありません)
夜、スラックスのみ脱がされましたが、カーディガンやポロシャツ・ランニングなど着替えもできずそのまま就寝。カーディガンが背中の途中でめくれ上がって違和感。しかし、とにかく体に触られたくなかったため、我慢。
体が石膏のように固まること、これで4度目。ホントにもういいです。
痛み止めの静脈注射・座薬・飲み薬と体内に。夕食パス。
翌17日・月曜日、朝6時半採血。血圧147-110。静脈注射。朝食パス。そのまま昼まで熟睡。
看護師さん昼食配膳。「あらー、きょうのお昼ごはんいつもより美味しそうですよ、松田さん」と背中を向けたこちらに。『ありがとうございます』と口先だけ。
昼すぎ目覚める。横になったまま体を揺らしてみる。鈍痛のみで、錐で突かれるような痛みがない。体を支えながら、硬いベッド上で両膝をついて立ち上がれるところまで、痛みが抑えられていることを発見。
さらに1時間ほどすると、薬でのこととはいえ、少しも動かせなかった体が、ベッドから降りられるように。
歩行器なるもので広いトイレに行くこともできるように。月イチ程度の飲酒がこんなところでいい面に出たのか。
ひさしぶりに歯磨き
ハアーー
配偶者に携帯パソコン持ってきてもらう。日曜午前に書いていた「新聞をさっと読めるようになった(僕のなかで唯一……)」を微修正。ブログアップ。
18日・火曜。食欲出てくる。痛みさらに和らぐ。
配偶者に、ヴェローチェのアイスコーヒーLサイズ買ってきてもらう。
ここからは、ホテルでの缶詰気分。「とにかく同じ体勢をとらないように」が医師・看護師のみなさんの言。
とりあえず、20日・木曜午後、腰のMRI検査までは入院とのこと。
ふだん返信していない、古い生徒3。さんへ『入院中です。……驚きました?』と、パソコンからメール。
2010年 05月 18日 22:52:46
あ、どうも。こんばんは。
メール読みました。松田さんからの最後の質問のとおり、「驚きました」。しかもちょっとどころか、「だいぶ」です。
パソコンに向かうとあっという間に時間が過ぎていきます。体が固まってしまいます。これがいちばん腰痛を悪化させるらしいです。今度こそ、おとなしくしていないと叱られます。滞ったらごめんなさい。
19日・水曜。
午後、配偶者の手を借り室内にあるバスタブに湯を張り、入浴・洗髪。
田村カフカ的沐浴。
まだ痛いのですが、パソコン使えればある意味、いつもの状態。この2か月ほど、運動も控え、腰をダマシダマシしながらの日常というものでしたから。
日曜朝、『そのうち、魔女の一撃ならぬ悪女の一撃を食らいそう』と事務室で話していたら、「ポンコツ車のヒメイとも言うそうですよ」との声があがったのを思い出しました。

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