2008-11-04
なおしのお薦め本(73)「30秒『超』頭脳刺激」
クリエイト速読スクール文演第1期生の小川なおしさんから、お薦め本が届いています。
樺 旦純著
脳の刺激方法が、これでもかとばかり載っています。
ひとつだけ紹介します。「最悪仮定法」です。
「通常の社会生活を維持しながら、大いに自分の殻を破り、頭脳の創造性を刺激する方法をお教えしましょう。……次の4項目を念頭に置くだけでいいのです。
①『現状は最悪だ』と想定する
現状を『当たり前だ』と安易に肯定するのではなく、あえて『最悪の状態だ』と想定して、不満をもって眺めてみます。
たったこれだけで、問題発見、問題解決の第一歩が大きく踏み出せるはずです。
もちろんこれは。グチや不平を言うこととは違います。いわば建設的な不満というわけです。
②『何がないのか』を考える
私たちは、とかく『あるもの』『目に見えるもの』で発想しがちです。『ないもの』『見えないもの』で発想するクセをつけてください。
そのためには、『常識人でありたい』『他人と同じでないとまずい』という気持ちや考え方を捨てることです。そして、他人が知らないこと、あるいはやっていない面に興味をもつのです。こういう遊び感覚から、思いがけない発想がひらめきます。
③『ほかに何か?』を求める
現在の知識や、行なっている方法、手段を絶対だと思わないことです。
常に、『ほかに方法はないか』『ほかの知識が使えないか』という気持ち、考え方を心がけます。頭の柔軟体操です。
④『ないもの』と仮定する
法律、規制、道徳、習慣などの約束ごとを、『それらはないものである』と仮定し、なにごとも白紙の状態からスタートする方法です。自分の殻を破り、自由を取り戻すことができます」
①は、ポジティブ思考の究極だと思います。前向きか後ろ向きか選べるなら、どちらかに決める必要があります。決めるのに時間がかかるかもしれません。でも①の場合、選択のしようがないのです。なにかしなくてはいけない、そんな気持ちになります。
ほかにもたくさんの脳刺激法が載っていますので、パラパラっと読んで、御自分に合ったやり方をみつけてください。
なおし
■参考記事
※もりぞう爺さんの話(上)
